内容説明
タムール帝国の騒乱の陰にいたのは、戦の神シルゴンだった。シルゴンと対等にわたりあうための道はただひとつ、薔薇の形のサファイア、ベーリオンの力に頼ることだけ、恐るべき破壊力を秘め、この世で神以外にはスパーホークだけしか触れられぬ魔石、ベーリオン。世に災いをもたらさぬため、かつて女神アフラエルによって神の手も人の手も触れぬところに隠されたこの魔石を、スパーホークはふたたび手にすることに…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
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我らが小さき母上が人間味を帯びてくる巻。アリーン・メリデールというエラナ関係の若い女性のちょっとした日常の洞察力はすごいね。2010/05/06
金木犀
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FT220 1996.5初版 タムール記 3
sanewo
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昔読んだ1999/01/01
suzuki-takefumi
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前半、中盤は「女神強すぎ」「ベーリオン強すぎ」といった感じで、ちょっと退屈。しかし、終盤のデルフィ登場からセフレーニアの聖人君子ぶりにヒビが入り、面白くなってくる。次巻が楽しみな引きだ。2008/08/15