内容説明
サタンの奸策に陥り、天使から人間へ、それもあろうことか奴隷の境遇に堕とされたラファエル。あまつさえ、彼はかつて自分が天使だったことも忘れ去り、ただ記憶の中にぼんやり浮かんでくる名を口にするばかり―「ダミアーノ」と。一方、魔女サーラはガスパール少年と共に、ラファエルを天使に戻そうとし、魔法でダミアーノの霊を呼びだすが…。生と死と復活、光と闇、善と悪をモチーフとし、天界と地上界に繰り広げられるサーラ、ガスパール、ダミアーノ、ラファエル、サタンの５人の死闘を壮大に描いた、好評〈魔法の歌〉三部作最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホレイシア
3
この巻が一番好きだった。地上に落ちた大天使、なかなかです。2008/01/30
斑入り山吹
0
「ダミアーノ」に比べて、ずいぶんノリが、と訳者もあとがきであるけれど、本当にそうだ。2010/05/25
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話自体も好きなのですが、最後、本当に綺麗に環が閉じた形になっていて感動した記憶が。
金木犀
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FT97 1987.4初版 魔法の歌3 表紙／中山星香
