ハヤカワ文庫<br> 王様オウムと野良ネコの大冒険

ハヤカワ文庫
王様オウムと野良ネコの大冒険

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p
  • 商品コード 9784150200916
  • NDC分類 933

内容説明

ケント州の大富豪の屋敷に2匹のならず者が飼われていた。1匹は、威厳に満ちて知性のある上品な王様オウム。もう1匹は、本能のままに生きる無教養で節操のない野良ネコだった。オウムとネコ、本来ならば天敵同士のこの2匹、自然の気紛れにより、すこぶる仲がよい。仲がよすぎてこの2匹、「出かけようぜ」の一言で、手に手を取ってあてのない冒険の旅に出た。行先は、とりあえずロンドンときめたものの、それには汽車に乗らねばならない。そこで2匹は、珍妙な策を弄するが…。怪奇幻想小説の大家として知られるブラックウッドの異色作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よみとも

2
表紙と題名見て、あのブラックウッドではないよね?と思ったら、間違いなくあの怪奇幻想小説の大家ブラックウッドの作品でした。興味津々で読み始めたものの、まー、ページが進まない(笑)。灰色オウムのダッドリーと友達の猫ギルデロイが田舎の屋敷を逃げ出しロンドンへ。地湧き肉踊る冒険談、ではなく、哲学者のようなダッドリーの深い思索が、あのブラックウッド調で延々と繰り広げられます。オウムと猫の仕草の描写は絶品で、最後のシーンのギルデロイの振る舞いも目に浮かぶようでした。そんなところは流石だけど、もう一度は読まないかなw2024/04/18

フタ

1
すごい説明口調でよみにくい2011/06/10

金木犀

0
FT91 198611初版

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