ハヤカワ文庫<br> 魔術師の帝国 〈上〉

ハヤカワ文庫
魔術師の帝国 〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 438p
  • 商品コード 9784150200602
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーブル

12
トールキンの世界観を正統に継承しているようでありながら、後継者としてそれだけには終わらぬ工夫もある。主人公の少年二人が辿る道の分岐。味方の帝国内部の政争。敵がやってきた異次元世界。魅力的に描かれる登場人物たちが物語に厚みをもたらし、今後の展開への期待が膨らむ。上巻では登場するだけに留まる人物も多く、主人公二人も舞台から姿を消してしまい、長き物語の序章に過ぎないことを感じさせる。それまでまったく意思疎通のできない異界の敵としてだけ描かれる敵の人間性が描かれるラストが、下巻での物語の広がりを予感させる。2021/05/01

カナリア

8
登場人物が多くて、読んでいてこの人だれ?ってことがありました。トマスとパグがどうなるのか下巻へ。2016/06/16

ブリストル

3
やっぱりこの絵がいいです。このシリーズではこれが一番好き。ツラニの独特のルールをうまく描いていると思う。2015/03/16

洪七公

2
既読本1984/07/24

ぱでぃんとんⅡ

2
新版が出てから、ずっと読み返したかったのですが、ようやく読めました。二人の少年の成長と異世界人との攻防戦にひきこまれます。あとこのシリーズ、魅力的な登場人物が多すぎ! とはいえ、一番お気に入りは火竜のファンタスだったりしますが…。次にパグ、アルサの順番。引き続き、読むのが楽しみです♪2011/02/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/541471
  • ご注意事項