感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sakadonohito
12
闇の世界の妖魔の公子アズュラーンが暗躍する。not for meだった。2022/06/26
マーブル
6
本書は、闇の公子と怖れ、崇められ、地上の人間に干渉するアズュラーンを軸に、彼が直接間接に行った干渉や、蒔いた種による人間たちの悲喜こもごもを連作風に描いた作品である。 そこに描かれる人間は、思ったようには救われず、あるいはただただ不幸なだけに終わることもある。昔読んだときには、アズュラーンの非情さを伝えるために翻弄される運命を描く目的だと考えていたが、今読み返すとこれは、「昔話」のスタイルに似ているように思える。 昔話の単純さ、詳細の排除、そして単純なハッピーエンドの排除。 2019/03/06
ゆこ
1
表現が綺麗。情景の描写が特に。言葉選びが好き 人間の欲や汚い部分に焦点を当てているが、読んでいてどこか心地いい感じがする。
梱
1
公子が愛する世界は今でも美しい2011/02/20
Akiko Kobayashi
0
なんだろねー。なんか色がついてくるんだよね、文章に。古色がかった絢爛豪華な色。2017/01/25