感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アル
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ある意味ひどく世俗的な不幸に巻き込まれた主人公が、半ば彼を拉致した形の犯罪者たちとともに、内面が外面を支配する異世界へ迷い込む。 その異世界の描写が特徴的で、単純な映画的描写とは違った感覚を引き起こしている。 ストーリーも異世界冒険物というより精神的な面が強調されている。 いつまでも事態を真に理解してくれず、無闇に兄貴分ぶるスカーラッチの性格は、犯罪者としていやに生々しい。 ネタバレは避けるが、冷徹な犯罪者バークスの過去も、現代の事例に通じるものを感じた。2013/11/25
金木犀
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1982.6初版
檸檬
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再読。好きな本です。2019/12/28