ハヤカワ文庫
地球帝国秘密諜報員―ドミニック・フランドリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150115456
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

遥かな未来、人類は銀河へと進出し地球帝国を建設した。だがこの広大な宇宙では、マーセイア帝国を始めとする異星人の帝国が覇を競っていた。こうした状況化で人類の版図を守るには、諜報活動が欠かせない。帝国情報部は重要拠点に諜報員を派遣し、これまで多くの陰謀を未然に防いできた。なかでも最優秀の諜報員こそ、サーの称号を持つドミニック・フランドリーだった!その驚異の冒険の数々を描く傑作スペースオペラ。

著者等紹介

アンダースン,ポール[アンダースン,ポール][Anderson,Poul]
1926年ペンシルヴァニア州生まれの北欧系アメリカ人。ミネソタ大学で物理学を専攻。在学中からSFを書きはじめ、1947年に「アスタウンディング」誌でデビュー。科学者志望だったが、就職難のためプロ作家の道を選択。以来、五十数年にわたるキャリアの間に、『脳波』『タイム・パトロール』『百万年の船』など60冊を超える長篇と多数の中・短篇を発表。ヒューゴー賞を7回、ネビュラ賞を3回受賞。ハードSFからスペース・オペラ、ユーモアSF、ファンタジイにいたるまで作風の幅広さには定評があった。2001年7月、死去、74歳

浅倉久志[アサクラヒサシ]
1930年生、1950年大阪外国語大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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fukumasagami

28
銀河に版図を広げた斜陽の地球帝国と対立する異星文明の侵攻を阻止するために奔走する秘密諜報員ドミニック・フランドリー大佐の活躍。2023/03/16

ニミッツクラス

13
06年の税抜660円の初版。Pアンダースンのハードさ薄味のスペオペ4連作。カバーも良いし著者は名が通っているし翻訳は浅倉氏だし06年刊行時ならSF翻訳物は読者に定着しているし雑誌初出は50年代だし、で早川と浅倉氏は敢えてレトロな邦題で打って出た…としか解釈できない表題(笑。テラン・エンパイア・シリーズ(日本ではフランドリー・S)の初期の一作で、本書の手応え次第では続巻が出る予定だったらしいのだが…創元からハミルトンのCF物の合本も出ていたから油断したのか…続巻は無い。普通に面白いのだけどなぁ。★★★★☆☆2018/07/05

オイコラ

5
おもしろいけど、軽い。主人公フランドリーあってこその存在感だけど従僕チャイヴズの方がかっこいい気もする。毎回違った美人が登場してフランドリーに惚れるのがまさに007みたいな感じ。しかしフランドリーってなんか鼻につく感じで魅力を感じないのだが。1話目で初見の未開人だったスコーサ人が4話目では地球軍にいるのがちょっとうれしい。2014/06/23

yosshyview

3
SF宇宙版の007かミッションインポッシブル的な感じ。 フランドリーの交渉・話術、各話のヒロインとのやり取り、 敵のライバル諜報員との駆け引き、まさにジェームズボンド、イーサンハント的な感じだった。 面白かったです。2023/10/24

ノリピー大尉

2
フランドリーって何歳なんだろう? 続編は出版されているのかな?2013/05/19

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