内容説明
パーンの人々を2500巡年以上も悩ませてきた糸胞を根絶する大計画が進行するなか、パラダイス・リバー城砦の太守の息子リーディスが荒れた海で溺れかけ、イルカたちに助けられた。これがきっかけで思いがけないことが判明する。かつて人類が惑星パーンに移住したとき、知性の発達したイルカも連れてこられていた。だが、パーンの人々はイルカの存在を忘れてしまっていたのだ。人類とイルカの交流がついに再開されるが…。
著者等紹介
小尾芙佐[オビフサ]
1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。