内容説明
大学生で、天才科学者でもあるジェリーとチャックは、驚くべき発見をした。粒子加速器にいたずらで放りこんだチーズが、どんなものも瞬間的に移送できる新物質に変貌していたのだ!すぐさまふたりは、この物質から画期的な航法装置を作りだし、愛らしい友人サリーとともに、ジャンボ・ジェット機で試験飛行に乗り出すが、これが銀河をかけめぐる大冒険となるとは思ってもいなかった…傑作ユーモア・スペースオペラ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず1号
6
E・E・スミスのスカイラークシリーズと少しのレンズマンシリーズを足してドタバタ・何でもありにしたコメディ的パロディSF。 大体ロシアのスパイが一流外科医の資格もってしかも・・とかジャンボジェットが真空に突っ込んでもしばらく生きていけるなんてあり得ない! まあ理屈を言ったら読んでられないご都合主義的な小説だから気にならない人しか読んじゃダメです。 暇つぶしには良い本。2020/04/30
スプリント
4
ベタな展開とバタ臭いノリについていければ楽しめます。2017/07/08
morisoba
3
設定に突っ込んだら負けなのか。2013/12/30
しとろん
2
読書メーターの批評は手厳しいようだが、面白かった。 彼方のアストラがハマる人になら薦められる。2020/05/26
ジョニー
2
ご都合主義のSFとアメリカ至上主義を痛烈に笑い飛ばす作品。スターウォーズもハリスンから見ると笑いの対象になるんだろうな。ラストは当時は衝撃だったでしょう。女性の扱いもパロディと分かっていないと怒られそうだ。2014/07/05