ハヤカワ文庫<br> シャドウ・パペッツ

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ハヤカワ文庫
シャドウ・パペッツ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 543p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150114916
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

エンダーとそれを陰で助けたビーンの活躍で、異星人バガーを撃退した人類は、いままた各国間で権力争いを始めていた。世界各地で紛争が起こるなか、世界を統べる覇者―ヘゲモンに就任したエンダーの兄ピーターは、あろうことか殺人鬼アシルを部下として迎えることにする。宿敵アシルがピーターのもとに来ると知ったビーンは、友人ペトラとともに逃げだすが…『エンダーズ・シャドウ』に始まる、人気シリーズ第3弾。

著者等紹介

田中一江[タナカカズエ]
東京女子大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

10
「シャドウ」とは、実はビーンと呼ばれた少年のこと。彼は、赤ん坊の時に恐るべき虐殺から生き延び、這いずるようにして生き抜き、バトル・スクールの中で頭角を現し、エンダーの「影」、副官になった。彼は実は、単なる天才ではなく、遺伝子処理をされた不幸な「超人」。ビーンとピーター・ウィッギンは出会い、互いに相手の天才を認め合い、互いを嫌悪し、協力し合う。物語は、そこに亀裂が入ったときに開幕した。2005/12/11

マリーゴールド

5
再読。前に読んだときは、いささか荒唐無稽に感じたストーリーがそれほどでもなくなったのは、現実世界が小説に近づいたからかな〜(暗然)ピーターの自虐キャラっぷりが笑える。ある意味一つの区切りがついた巻といえるけど、ピーターのヘゲモンとしての道のりはこれからが本番。ビーン・ペトラも一難去ってまた一難。そして、どのキャラクターも、彼らの思考やセリフに思わず線を引きたくなるような箇所がある。エンダーほどではないけど、一筋縄ではいかない登場人物ばかり。容易に読み解けない複雑さ、これがカードの最大の魅力だな。2014/09/25

海宇未悠(うみゅみゅ☆)

5
既刊のシャドウシリーズ、とりあえず読了。やはり大好きなシリーズだ。続刊が翻訳出版されるのが待ち遠しい。(もう10年待ってる…)それにしても、あの小さかったジュリアンがこんな風になるなんて、再読でも色々と驚きです。これでずっと続いていた1つの目的は果たせたので、後は彼自身の問題と対面するだけなんだがなぁ。早川さんマジでお願いします。2014/01/26

ryuetto

4
自分がもう長く生きられないことを悟りきっているビーンの姿が泣けます。自分が死ぬことをネタにして、ジョークにしちゃって、笑うところが何回も出てくるから、聞いていて辛い。隣にいるペトラがかわいそうだよ。しかし、エンディングが中途半端に見えるのは気のせいか? え? ここで終わりなのか? と思って、びっくりした。まあ、このシリーズは好きなので、いつまででも気長に待ちますけどね。続きも楽しみです。 2007/07/05

えきゅー

3
面白かったー。やっぱりアーライ大好き。 この続きは未訳なんですね。最後のページもすごい続いてて気になるです・x・ 原書で読む能力を獲得すべき。。。。?。x。2014/02/05

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