内容説明
エンダーを陰から助けたビーンにもまた敵の手が迫っていた。しかも、敵はビーンを家族ごと殺そうとたくらんでいた。ビーンをこの世から抹殺したいと思う人物は、ただひとり―アシルだった。かつてビーンの活躍により、異常で危険な人物として、バトル・スクールから地上の病院へ送られたアシルはロシアと協力してエンダーの部下たちを誘拐していたのだ。ペトラたちを救いだすべく、ビーンの新たなる戦いがはじまった。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Musa(ムサ)
9
今作はこれまでの物語ではとばされていたバガー勝利後かつ死者の代弁者登場前の時期を描いておりそれだけでも非常に興味深いです。特殊な生まれ方をしたビーンの今後など続きが気になります。2022/06/27
どんまいシリル
6
「復讐は神に任せておけばいい。」これはよく、牧師の友人が口にする言葉で、アシルの行く末を神に委ねたビーンに感動した。最後までビーンを見守りたい。穏やかなエンディングは哀しくもあり、かすかな希望を期待せずにはいられない。もう、泣きそう。2016/03/24
shiman
6
再読。究極の敵役アシル、早くなんとかしてくれ、と思う反面、彼抜きではピーターにうんざりするような作品になっていたかもしれない。このあと2冊あるとか後書きにあるけど、ビーンがこの後どう生きるか、を生きてるうちに読みきりたいものです。(いや、まだ続いてるって・・・無理かも;)2014/01/29
海宇未悠(うみゅみゅ☆)
5
以前、この上巻を読んだときは旅行中で、既に買っていた下巻は自宅に置いていました。しかし、途中で読み終わってしまい、友人に協力して貰って2冊目の下巻を買ったのです。それほど、思い入れの強い一冊です。これは、ビーンの物語でピーターの物語だけど、ペトラの物語でもあります。あんなにもお互いに良い印象を持っていなかった2人が、まさかの…!ラジオドラマで2人の掛け合いが聞けただけでも幸せです。『〜パペッツ』までしか翻訳されていないので、読み終わっても不満しか残らないかもしれませんが、次、読みますww2014/01/17
えきゅー
2
どこを読んでとは言いませんが、ものっそい泣きました。ビーンの物語、最後まで読みたいですね・x・2014/02/06