ハヤカワ文庫 星の破壊者〈下〉―銀河戦記エヴァージェンス〈２〉

ウィリアムズ，ショーン〈Ｗｉｌｌｉａｍｓ，Ｓｅａｎ〉/ディックス，シェイン【著】〈Ｄｉｘ，Ｓｈａｎｅ〉/小野田 和子【訳】

早川書房（2003/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 394p／高さ 16cm
• 商品コード 9784150114565
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

ロシュたちは、パラシア星系が巨大なエネルギー・シールドに覆われているのを発見した。ＡＩ“ボックス”によれば、このシールドはやがて動力源である恒星を燃やし尽くし、星系もろとも消滅してしまうはずだという！これを仕掛けたのがだれなのかも不明なまま、ロシュたちはソル・ヴンダーキントの情報を得るため、シールド内に侵入を試みる。はたして、そこで彼らを待ち受けるものは！？迫力の冒険ＳＦシリーズ第二部。

著者等紹介

ウィリアムズ，ショーン［ウィリアムズ，ショーン］［Ｗｉｌｌｉａｍｓ，Ｓｅａｎ］
オーストラリアのアデレード在住。１９９１年の作家デビュー以来、数多くのＳＦ長篇・短篇を発表。１９９８年に発表した長篇Ｔｈｅ　Ｒｅｓｕｒｒｅｃｔｅｄ　ＭａｎではオーストラリアのＳＦ賞のひとつディトマー賞を獲得するなど、彼の作品は国内外から高い評価を得て、いまやオーストラリアを代表するＳＦ作家のひとりとなった。１９９９年から２００１年にかけてシェイン・ディックスと合作した『銀河戦記エヴァージェンス』シリーズは、二人のアメリカで出版された最初の長篇であり、国内外で大好評を博した

ディックス，シェイン［ディックス，シェイン］［Ｄｉｘ，Ｓｈａｎｅ］
オーストラリアのアデレード在住。１９９１年にオーストラリアのＳＦ雑誌オーリアリスに短篇“Ｎｅｘｔ　ｏｆ　Ｋｉｎ”が掲載され、作家デビューを果たした。以後、ＳＦ小説だけにとどまらず、主流文学や詩、また、ＳＦ映画やドラマの評論などの幅広い分野で活躍を続けている

小野田和子［オノダカズコ］
青山学院大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鐵太郎]

この本の中で、なんと言ってもSFチックなのは、この星系の置かれた状態。本来防御兵器である「ソーラー・エンベロープ」またの名を「アシャの籠手」に包まれたこの星系は、恒星系を強力なジャンプ・シールドで包むことで、通常の方法では侵入不能な空域を形成します。しかし、問題があるのです。この「バリア」は、解除不能。フィールドを形成するエネルギーは、恒星から直接取られるが、数ヶ月でエネルギーが枯渇。つまり、防御にはまったく役に立たない上、星系を破壊して大惨事となる。なんとも、はや。

2005/05/21

[medihen]

2003年11月19日読了。1巻目を買ったので、ついつい2巻目も買ったんだが、なんかノリが合わん。どうも主人公兼ヒロインの性格と相性が良くないようだ...

[やぶやぶ]

★４

2010/10/19