ハヤカワ文庫
星の破壊者〈上〉―銀河戦記エヴァージェンス〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150114558
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

およそ二千年前、太陽系に本拠を構える宗教組織“太陽讃美運動”が造りだしたクローン兵士、ソル・ヴンダーキント。いまふたたび、この驚異的戦闘能力を誇る兵士たちが銀河系の各地に出現していた。いったいどこから?なんのために?その謎を探るべく、元情報将校のロシュと仲間たちは、ソル・ヴンダーキントが出現したという、辺境のパラシア星系に向かう。その途中で彼らは同星系に異変が起きていることに気づいたが…。

著者等紹介

ウィリアムズ,ショーン[ウィリアムズ,ショーン][Williams,Sean]
オーストラリアのアデレード在住。1991年の作家デビュー以来、数多くのSF長篇・短篇を発表。1998年に発表した長篇The Resurrected ManではオーストラリアのSF賞のひとつディトマー賞を獲得するなど、彼の作品は国内外から高い評価を得て、いまやオーストラリアを代表するSF作家のひとりとなった。1999年から2001年にかけてシェイン・ディックスと合作した『銀河戦記エヴァージェンス』シリーズは、二人のアメリカで出版された最初の長篇であり、国内外で大好評を博した

ディックス,シェイン[ディックス,シェイン][Dix,Shane]
オーストラリアのアデレード在住。1991年にオーストラリアのSF雑誌オーリアリスに短篇“Next of Kin”が掲載され、作家デビューを果たした。以後、SF小説だけにとどまらず、主流文学や詩、また、SF映画やドラマの評論などの幅広い分野で活躍を続けている

小野田和子[オノダカズコ]
青山学院大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

3
巻き込まれ型の冒険は、良くあるパターンですが、何ともはや驚天動地ですね。今回の舞台はほとんどが一つの星系の中で、銀河狭しと駆け回るわけではありませんが、狭いとは思えません。(そもそも、一つの星系の中って本来は驚くほど広いんですけどね) 謎の男アドニ・ケインの正体は、相変わらず謎。しかもロシュが持つAI「ボックス」の謎がさらに広がります。epである盲目の美少女マイーは、残念ながらほとんど舞台のそでで寝ているだけの状態。使えるのは傭兵アメイディオ・ハイドと襲撃艦<アナ・ヴェライン>の幽霊艦長ユーリ・カジク。2005/05/21

medihen

0
2003年11月19日読了。感想は下巻の方で。

いえのぶ

0
原作は2000年に出版されたスペースオペラシリーズの2作目。元軍の情報部員、ハッキングが得意なAI、DNA改変されたクローン兵士、サイキックの少女、サイボーグ化していた元傭兵によるチームが主人公。乗っ取った敵の宇宙船でクローン兵士のなぞを明かすために辺境の星系に向かう。そこにはさまざまな罠が、、、スペースオペラなのに、場面がコンパクト。スタートレックのテレビシリーズが思い浮かべられる。2012/03/14

やぶやぶ

0
★42010/10/15

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