ハヤカワ文庫<br> 調停者の鉤爪

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ハヤカワ文庫
調停者の鉤爪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p
  • 商品コード 9784150107031
  • NDC分類 933

内容説明

厳しい掟にそむき、生まれ育った〈城塞〉を追放された若き拷問者セヴェリアンは、一路伝説の都市スラックスへと向かった。師匠のグルロウズ師から譲りうけた名剣テルミヌス・エストと、人智を絶する力を秘めた宝石〈調停者の鉤爪〉を携えて…。衰えゆく太陽と異様な風景、そして謎めいた人々。セヴェリアンの旅は、しだいにこの惑星ウールスの生成の謎に迫るが、一方で彼は、抗いがたい運命にみちびかれて、大反逆者ヴォダルスとまみえることになった!名匠ウルフが卓越した想想力を駆使して異世界を創りあげ、絶讃を博したサイエンス・ファンタジイ4部作、第2弾登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イツキ

9
少しずつ明かされる謎や世界の成り立ち、そしてそれ以上の勢いで増えていく謎に圧倒されます。未来から来たと言う謎の人物、ロボットと思われる人間など失われた過去の技術なども垣間見えてきました。ただ面白いですが文章の難解さと濃密さに疲労も覚えます、それだけ凄まじい作品だということでもありますが。2018/01/07

しまっち。

5
とうとうヴォダルスに出会い、独裁者の正体もわかる。ジョナスの存在によりこの世界の事もだんだん見えてきたような気もする。地球?との星間航行が途絶えて科学が退化していった世界なのか?でもまだまだ明かされていないことも多く、さらに湧いてくる疑問も増えるばかりなのであるが、それでももどかしさよりも楽しみが勝る。とにかくどんどん壮大さも増していき面白いのである。ただ、人物紹介があってくれるとよかったんだけどな~。2016/02/17

酔花

3
1巻と2巻で1年間間隔が空いてしまったため、前回の展開を殆ど覚えていないまま読み始めた。傑作シリーズと評されているけど、今のところこのシリーズの面白さが分からない。全部読み終えたら再読しようと心に誓うのであった。2014/06/20

ちぬ

2
従来の謎はほとんど明かされぬまま、次々と用語や登場人物の嵐に初めてレンズマンを読んだ小学生の頃みたいに翻弄されてます。とはいえ、それでもページを繰る手が止まらないのがウルフの書き手としての上手さか。2011/09/09

littlelielittle

0
別れ。訳者あとがきにネタバレがあると聞いたので、まだ読んでいない。2017/01/30

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