ハヤカワ文庫<br> 光の王

ハヤカワ文庫
光の王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 473p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150106256
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

酔花

5
遠未来、ある惑星に移植した人類〈第1世代〉は先住していたエネルギー生命体を封印し、自らインド神話の神々を名乗り始めた。天上世界から超科学の力を用いて地表の人々を支配する神々に、やがて対抗するものたちが現れた……というが開幕時点の物語の背景にある。これらのバックストーリーは勿論物語の中で語られるのだが、知っていないと特に序盤に読みづらいものがある。神として君臨すれども元は人間であるため、行動原理も理解しやすく、一度物語に没頭すれば後は一気呵成に読める。気になったのは、ブラフマンはブラフマーのことだよね。2014/11/13

ゆき (Kou)

4
ゼラズニイ二本目。神話SFの金字塔。ぶっちゃけ、この人の小説は合わないと確信した。書かれてる内容がどうしても頭の中で構築できない。舞台は遥か未来の遠い惑星。現惑星に移民した人類は、絶対的な科学技術を独占し転生を繰り返す「第一世代」を頂点にした堅固なカースト制に屈していた。ヒンドゥ神の名を僭称する"神々"に、「仏陀」と呼ばれる男・サムが反旗を翻す。仏教徒的には、ヒンドゥには仏陀の教えを勝手にヴィシュヌ神の悪ふざけにされた苦い思い出があるのでもちろん応援するのは仏陀であるが、一筋縄ではいかない攻防が見もの2016/10/14

TNK.a

2
近代の神話という感じがした。 好きです。2017/10/28

orange21

0
構成や、設定のせいで結構わかりづらいが、解説文にもあるように神話とSFの融合という発想は魅力的なものだ。2015/05/23

shiaruvy

0
★評価&コメあとから [1990.04.30 7刷] うっふ〜ん女神のカバーが懐かしい。 訳は深町真理子さん!

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