Hayakawa pocket mystery books<br> 夜に生きる

個数:

Hayakawa pocket mystery books
夜に生きる

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 02時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 484p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150018696
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

ボストン市警幹部の息子ジョーは父と対立し、今はギャングとなっている。敵組織の賭場を襲撃した彼は、一人の女と出会った。その日から、彼の運命は大きく狂う。雄大なスケールで描く人間ドラマ

内容説明

禁酒法時代末期のボストン。市警幹部の息子ながら、今はギャングの手下になっていたジョーは、強盗に入った賭博場でエマと出会う。二人はたちまち恋に落ちるが、彼女は対立組織のボスの情婦だった。やがて起きる抗争。その渦中、エマに惚れていたがためにジョーの運命は大きく狂っていった…街の無法者から刑務所の囚人へ、そしてそこから再びのし上がらんとする若者を待つ運命とは?激動の時代を腕一本で乗り切ろうとするギャングたちの生きざま。『ミスティック・リバー』の巨匠がアメリカ裏面史を描く大作。本年度アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞候補作。

著者等紹介

ルヘイン,デニス[ルヘイン,デニス][Lehane,Dennis]
アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。1994年にデビュー作『スコッチに涙を託して』でアメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)のシェイマス賞最優秀新人賞を受賞

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

174
2014年このミス海外部門5位。ルヘインが描く禁酒法 末期のアメリカを生きる ジョーの物語。 読んでいてなぜか既視感を 覚えるのはなぜなのだろう …ボスの情婦エマとの恋に 落ちる様は、情感的で心に 残る。無法者から、囚人に…そしてのしあがろうとする ジョーの姿はひどくかつての 古きよきアメリカ風で、 まるで映画を見ているかのようで、 心が踊る。刑務所から、 南フロリダへ…表世界では 生きられない無法者の人生が哀しく伝わってくる。 最後は「夜に生きた」男の しんみりとした終わり方だった。2014/12/30

buchipanda3

101
初ルヘイン。夜に生きる、昼間の誰かのルールに縛られず、ただ自らを欲してただ貪るように生きる。一人の若いアイルランド系の男、まだ20歳にも満たなかったジョエル(ジョー)が、自らの夜を求めて禁酒法時代の裏のアメリカ、ボストン、タンパを生き抜く姿を描いたノワール・クライムをガッツリと楽しめた。ジョーは自身をギャングではなく無法者と呼ぶ。自分は暴力に支配されてはいないということか。いや成りきれないのだ。そして父親の存在への受容と反発の甘さに捨てられない人間味を感じた。エマへの想い、短い煌めきが先にも後にも効く。2021/09/24

藤月はな(灯れ松明の火)

93
ベン・アフレック総指揮・監督・脚本・主演、エル・ファニング共演の映画原作。禁酒時代のボストン、警察官の父トマスを持ちながらチンピラとして生きるジョー(ジョセフ)。押し込み強盗をした先で初恋の人となるエマと出会うが・・・。KKK、イタリアン・マフィア台頭、キューバ革命を利用しつつもくぐり抜けたアメリカ裏歴史とそれをのし上がた男。警官殺しとして監獄に入れられた時にトマスから「お前を守ってやるという奴は一番、信用するな」と忠告される場面でドラマ『ナイト・オブ・キリング』の主人公を思い出して悶絶せざるを得ない。2017/02/06

sin

58
果たして“死”は平等に訪れるのか、否、その後に来る“忘却”がただ一つ平等といえるのではないだろうか?平等を手に入れる手段が己をなくすことでしかなしえないのは皮肉なことではあるが…人はいい奴も悪い奴も生きて在る限りは自分で在ることをやめることはできない。そこに物語が誕生する。主人公はその身の内に善良な魂を宿していたとしてもその夜に寄り添う生き方を変えることができない。楽園はあの世ではなくいまあるこの瞬間だと知っていても最善を選ぶことができなくて、自分にとって大切なものを失くしたときそれは“愛”の喪失と知る2015/04/20

本木英朗

31
巨匠ルへインの作品のひとつである。禁酒法時代末期のボストン。市警幹部の息子ながら、今はギャングの手下になっていたジョーは、強盗に入った賭博場でエマと出会う。二人はたちまち恋に落ちるが、彼女は対立組織のボスの情婦だった。やがて起きる抗争。その渦中、エマに惚れていたがためにジョーの運命は大きく狂って行った……という話である。『ミスティック・リバー』だけ読んでいたが、こっちも凄かったねえ。1作目の『運命の日』も買って読まなければ! とりあえず以上です。2021/08/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6457684
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。