目次
第1章 ゆらぎを追いかけて―不思議な1/fゆらぎ
第2章 万物はゆらいでいる―宇宙と自然界のゆらぎ
第3章 暮らしの中のゆらぎ―調和の世界
第4章 人体の構造と心の動き―1/fゆらぎの存在
第5章 心地よい音楽の世界―古今東西から
第6章 あそびのゆらぎと環境―ゆらぎの活用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タロウ
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1/fゆらぎ方程式の数学的な理解がネットでいくら探してもできなかったので、本書を読めばわかるかもと思い速読する。その結果、概要は理解できた。周波数fが高い音は波動が早く変化も大きいが、そのfが大きいもの程パワーが弱い(fが小さいもの程パワーが大きい)から、色々なfが混ざった全体からすると変化が小さいゆらぎに感じる。コンピューターでも1/fゆらぎと作家の個性を用いれば作曲できること、無音の空間にはいられないが、騒音をなくすことを考えるよりも騒音を快適な音に変えてやるという発想の転換ぎ必要にはうならされた。 2023/02/04
K
0
(1994,404)毎日、マインドフルネスのアプリで自律神経の状態を測っているのだが、心拍のゆらぎがあったほうが、副交感神経優位なのの意味がわからず、1/fというのを知りたくて読んでみる。機械的でないほうが「生きている」ということなのだ。風など自然界のものや音楽のゆらぎにふれると心地よいという理屈もなんとなくわかる。リズムはkeepするものと思っていたが、そうではないらしい。2022/08/20