内容説明
気持を込めると節になってしまう朗読。現代文の「意味」で読む朗読はどうあればいいのか。基礎技術を第一歩から。芥川龍之介、宮沢賢治、川端康成等の文学作品で朗読トレーニング。
目次
第１章 数から意味へ
第２章 音のことばとしての日本語
第３章 先達たちの語録あれこれ
第４章 イントネーション・トレーニング
第５章 テンポ・音程・反射・トレーニング
第６章 『伊豆の踊子』を読む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
1
朗読のハウツー本という考え方がいい。息子のピアノレッスンでの指導を聞いていて、朗読の先生のおっしゃることと同じだと感じていました。音楽も朗読も、まずは技術が必要なんだと思います。杉澤さんはそれを明快に文章化してくれます。2010/09/10
