NHKブックス
海・建築・日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140019474
  • NDC分類 521
  • Cコード C1321

内容説明

奥能登原時国家の巨大屋敷、出雲大社の空中神殿、三内丸山遺跡の六本柱構築物、富山伏木の旧秋元家の望楼建築、瀬戸内海由利島の由利神社、平戸のオランダ商館。これらの建築物を、海を見る・海から見られるという観点から捉え直し、建築にとって海のもつ意味を考える。そこから、海と親しみ、海と共存してきた、海民としての日本人の感性の根底にあるものを明らかにする。海と建築という新しい視点から、日本と日本人について考える、建築史の大家による、刺激的論考。

目次

序章 海という視点
第1章 海と高楼建築―古代の遺跡と神社
第2章 奥能登時国家はなぜ大きかったか
第3章 海を見た建築たち
第4章 島の町と港の町
第5章 海と建築、その多様な展開
終章 海・建築・日本人

著者等紹介

西和夫[ニシカズオ]
1938年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。東京工業大学大学院博士課程建築学専攻修了。日本工業大学を経て、現在、神奈川大学教授。専攻は、日本建築史
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