感想・レビュー
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hyena_no_papa
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1980/6/19初読。2005/9/6,2008/10/18再読で今回4回目。s39の初刊でアーサー・クライン『大陸は移動する』の約10年前。内容的には濃密。途中、残留磁気に基づく古地磁気学が延々と紹介されるが今回も頭が追いつかないので目で追うのみ。ウェゲナーの「大陸移動説」がグリーンランドにおける彼の遭難(?)とともに一旦忘れ去られようとするが、古地磁気学の発展と海洋底の調査が進むにつれて「大陸移動説」は見事に復活する。該説を巡る長年の賛否両論の渦は科学の世界の躍動感を伝えて興味深い。2021/02/25
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