目次
先住民のパフォーマンスと日本からの視線―映画『オーストラリア』
1部 自らの声で語る(オーストラリア先住民と映画史―語る主体の獲得;先住民の映画スターは語ることが出来るか―デヴィッド・ガルピリル論;奥地と都市をつなげるテクノロジーと身体―チューキー・ダンサーズ『Ngurrumilmarrmiriyu(ロング・スキン)』)
2部 過去と現在に対する証言(マラリンガからヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマへ―『ナパジ・ナパジ』;証言者としての身体―ウェズリー・イノック論;戦争の記憶とナショナリズムへの介入―『ブラック・ディッガーズ』)
3部 先住民文化への祝福(オペラと先住民;真実の物語と祝福―『サファイアーズ』;ニュージーランド演劇の半世紀と先住民―『ポフトゥカワの本』)
アボリジニと日本人の出会い―『ミス・タナカ』
資料編
著者等紹介
佐和田敬司[サワダケイジ]
1968年水戸市に生まれる。1990年早稲田大学第一文学部卒業。1995年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2005年マッコーリー大学メディア文化研究博士号取得。現在、早稲田大学法学学術院教授。オーストラリア学会副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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