日本の哺乳類学〈2〉中大型哺乳類・霊長類

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  • サイズ A5判/ページ数 472p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130642521
  • NDC分類 489
  • Cコード C3345

内容説明

シカ、サル、タヌキなどの身近な動物から絶滅危惧種や外来種まで、さまざまな動物の生態を明らかにし、人間社会との共存の可能性をさぐる。

目次

日本の中大型哺乳類―研究の足跡をたどる
日本の霊長類―ニホンザル研究の歴史と展望
1 種と生態(身体成長と加齢―ニホンザル;生活史と生態―ニホンアナグマ;繁殖にかかわる生理と行動―ニホンザル;個体史と繁殖成功―ニホンジカ;病気と生態―キタキツネ;社会構造と密度変動―ニホンカモシカ;社会構造の系統的安定性―ニホンザルの順位と性から考える)
2 適応と種分化(遺伝的多様性と地理的分化―ニホンザル;多様な植生帯への適応―ニホンザル;遺伝学と生態学―ニホンジカ)
3 保全と生態(絶滅危惧種の保全―イリオモテヤマネコ;里山の動物の生態―ホンドタヌキ;個体群と管理―エゾヒグマ;外来種問題―アライグマを中心に;農作物被害対策―イノシシの被害管理;里山保全と被害管理―ニホンザル)

著者等紹介

高槻成紀[タカツキセイキ]
1949年鳥取県に生まれる。1973年東北大学理学部卒業。1978年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、麻布大学獣医学部教授、理学博士。専門は動物生態学

山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年東京都に生まれる。1975年京都大学理学部卒業。1980年京都大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、京都大学大学院理学研究科教授、理学博士。専門は霊長類学・動物生態学

大泰司紀之[オオタイシノリユキ]
北海道大学名誉教授

三浦慎悟[ミウラシンゴ]
早稲田大学人間科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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竹田拓郎

0
高槻先生と山極先生という名前で察するべきであった。案の定、シカとサルの話で終わってしまった。ちょっと残念な一冊(笑)2009/11/02

スマトラトラ

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やっと読み終わった!! サルばっかりで疲れたわ(´・ω・`)  私の対象タヌキだったけど、研究されなさ過ぎてまずこの本でも生態をざっくり1項目だけ。もっと勉強したいと思っても、できる研究室1つだけ。とかそんなん。研究室もどんどん「管理」よりになっていく傾向があるし。。。そもそも生態がわかっていないのに、管理しようがないよね? あと、「管理する必要ない動物種は研究しなくていい」なんて理由はないでしょ? よく、日本の動物すらわかっていないのに、宇宙進出とか外に目を向けすぎじゃないのかな?って嫉妬してる。2022/10/01

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