安全基準はどのようにできてきたか

個数:

安全基準はどのようにできてきたか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 04時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130633666
  • NDC分類 509.13
  • Cコード C1040

出版社内容情報

堤防の高さはどのようにして決まるのか? どのレベルであれば食品を安全に食べられるのか? 消防・原子力・医療機器など現代社会を支える9つの技術の安全基準について,その成り立ちの歴史的経緯や,背景にある技術的考察について解説する.

内容説明

航空機、船舶、消防、堤防、原子力、水銀、心理、医療機器、国際標準―9つのケースを例にとりながら、工学的背景や歴史的発展とともにその成り立ちをたどる。

目次

身の回りの安全基準
1 交通(航空機と運航システム―安全基準の多角性と統一性;船舶と航海の安全性―保険業界・船級協会による評価)
2 災害(戦前の消防体制と戦後の消防力―都市構造と組織拡充;日本とオランダの治水計画―確率論と基本高水;原子力分野における確率論的安全評価の導入―日本の事例)
3 健康(食品の安全性と水銀中毒―生活習慣と行政基準;災害予防と心理学的類型―労働と適性検査)
4 国際規格(医療機器の国際規格づくり―臨床試験と適正実施基準;欧州の試み:CEマーク制度―安全確保への新機軸)
技術システムを支える安全基準

著者等紹介

橋本毅彦[ハシモトタケヒコ]
1957年、東京に生まれる。1980年、東京大学教養学部卒業。1991年、ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.取得。東京大学教養学部講師、東京大学先端科学技術研究センター助教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

The pen is mightier than the sword

1
世の中の多くの産業にとって安全確保は大変重要な課題である。製造業、医療、交通、などなど、いずれも独自の産業形態に合った安全が求められており、自分が属する産業以外は疎くなりがちである。この著作ではさまざまな産業の安全の課題が取り上げられている。例を挙げると、交通の章では航空機と運航システム、船舶と航海の安全性。災害の章では戦後戦前の消防、治水、原子力の安全評価。健康の章では、食品の安全性と災害予防と心理学的類型。最後の医療機器の国際規格作りの話。いずれも深くは踏み込まないが、網羅性が必要な人には十分。1262017/07/23

kaz

0
安全基準が純粋に科学的に作られるものではないであろうことは、もとより想像できたが、実際に定められる過程等は興味深く読ませてもらった。原発問題や水俣条約等を考える際の視点が広がるように思う。構成は「航空機と運航システム-安全基準の多角性と統一性」「船舶と航海の安全性-保険業界・船級協会による評価」「戦前の消防体制と戦後の消防力(八分消防)-都市構造と組織拡充」「日本とオランダの治水計画-確率論と基本高水」「原子力分野における確率論的安全評価の導入-日本の事例」「食品の安全性と水銀中毒-生活習慣と行政基準」等2017/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11769766
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。