出版社内容情報
本書はおもに理工系学部進学予定の大学1,2年を対象とした微積分法の演習書である.重要事項や定理を各章の最初にまとめ,基本的な例題からやや進んだ問題までを精選し,それぞれについてくわしい解説を付した.
目次
第1章 数列と極限(数列と極限;連続写像と連続関数;級数、関数項級数と整級数)
第2章 微分法(一変数関数の微分;多変数関数の微分;テイラー展開;極値;テイラー級数および初等関数;陰関数;条件つき極値;多様体)
第3章 積分法1〈一変数〉(積分の定義;積分の基本性質;可積分条件;微積分法の基本公式;広義積分;一様収束と項別微積分;パラメタを含む積分;Γ関数とΒ関数;曲線の長さ;面積・体積の計算;フーリエ級数)
第4章 積分法2〈多変数〉(重積分の定義と諸性質;広義重積分;変数変換;重積分の応用;曲線の長さ・線積分;表面積・面積分;グリーン・ガウス・ストークスの定理;微分形式とベクトル解析;複素ベクトル解析)