出版社内容情報
地球は地震波をはじめ,さまざまな信号を深部から我々に送り続けている.本書は超長周期の信号や海底地震観測で得られる信号を中心にサイレント/スロー・アースクェイクという視点から現代の地震学を見直し,地球の生きいきとした姿を伝える.
目次
第1章 日本人の独創性
第2章 微小地震の観測がはじまりだった
第3章 断層すぐそばの激しい地震動
第4章 巨大地震のつじつまが合わない
第5章 サイレント・スロー・アースクェイク
第6章 地震波とマントル対流
第7章 見えない地球中心核
第8章 海底地震観測が決め手
第9章 世界をめぐる海底地震観測
第10章 地球振動とエネルギー収支