顧みられない熱帯病―グローバルヘルスへの挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130604123
  • NDC分類 498.42
  • Cコード C3047

出版社内容情報

10億人以上が苦しみ、これまで先進国では見過ごされてきた熱帯病の実態と各国政府や企業による官民共同の対策を提言する。

10億人以上が苦しむ「顧みられない熱帯病」は,HIV/エイズ,マラリア,結核に並ぶ世界的疾患としてようやく注目されはじめた.その実態と,各国の政府や製薬企業,ビル&メリンダ・ゲイツ財団などによる官民共同の対策を紹介し,今後の展望を提言する.
Peter J. Hotez, <i>Forgotten People, Forgotten Diseases: The Neglected Tropical Diseases and Their Impact on Global Health and Development</i>, second edition, ASM Press, 2013 を翻訳.

日本語版の序文
訳者序文
第2版の刊行に寄せて(ソウルダッド・オブライエン)
第2版の序文
初版の序文
謝辞
第1章 顧みられない熱帯病――偏見と貧困を生む古代からの苦しみ
第2章 「神聖ならざる三位一体」――土壌伝播性蠕虫感染症(回虫症、鞭虫症、鉤虫症)
第3章 住血吸虫症(巻貝症)
第4章 フィラリア感染症――リンパ系フィラリア症(象皮症)とメジナ虫症(ギニア虫症)
第5章 失明に至る顧みられない熱帯病――オンコセルカ症(河川盲目症)とトラコーマ
第6章 マイコバクテリア感染症――ブルーリ潰瘍とハンセン病
第7章 キネトプラスト類による感染症――ヒトアフリカトリパノソーマ症(睡眠病)、シャーガス病、リーシュマニア症
第8章 都市部における顧みられない熱帯病――レプトスピラ症、デング熱、狂犬病
第9章 北アメリカの顧みられない熱帯病
第10章 顧みられない熱帯病に関するグローバルネットワーク
第11章 顧みられない熱帯病対策の今後の展望と貧困対策ワクチン
第12章 世界を修復する
索引
著者・監訳者・訳者紹介

【著者紹介】
ピーター J ホッテズ
ピーター・J・ホッテズ:ベイラー医科大学教授/テキサス子ども病院教授/セービンワクチン研究所所長

目次

顧みられない熱帯病―偏見と貧困を生む古代からの苦しみ
「神聖ならざる三位一体」―土壌伝播性蠕虫感染症(回虫症、鞭虫症、鉤虫症)
住血吸虫症(巻貝症)
フィラリア感染症―リンパ系フィラリア症(象皮症)とメジナ虫症(ギニア虫症)
失明に至る顧みられない熱帯病―オンコセルカ症(河川盲目症)とトラコーマ
マイコバクテリア感染症―ブルーリ潰瘍とハンセン病
キネトプラスト類による感染症―ヒトアフリカトリパノソーマ症(睡眠病)、シャーガス病、リーシュマニア症
都市部におけの顧みられない熱帯病―レプトスピラ症、デング熱、狂犬病
北アメリカの顧みられない熱帯病
顧みられない熱帯病に関するグローバルネットワーク
顧みられない熱帯病対策の今後の展望と貧困対策ワクチン
世界を修復する

著者等紹介

ホッテズ,ピーター・J.[ホッテズ,ピーターJ.] [Hotez,Peter J.]
ベイラー医科大学(テキサス州ヒューストン)国立熱帯医学校創設学長、小児医学および分子ウイルス学・微生物学教授。テキサス子ども病院熱帯小児医学寄付基金教授、ワクチン開発センター代表。セービンワクチン研究所所長。ライス大学ベイカー研究所病気と貧困特別研究員。PLOS Neglected Tropical Diseases創刊編集長。イエール大学卒業、博士(ロックフェラー大学)、医学博士(ワイルコーネル医科大学)

北潔[キタキヨシ] [Slingsby,BT]
東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻教授。長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科長。東京大学薬学部卒業、薬学博士(東京大学薬学系研究科)

スリングスビー,BT[スリングスビー,BT]
グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)CEO。ブラウン大学卒業、公衆衛生修士(京都大学医学研究科)、博士(東京大学医学系研究科)、医学博士(ジョージワシントン大学医学部)

鹿角契[カツノケイ]
グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)投資戦略・開発事業担当部長。東京大学医学部医学科卒業、公衆衛生学修士(ジョンズホプキンス大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

31
各章末に要点枠がある。顧みられない熱帯病(NTDs):1日生活費1.25米ドル未満の最貧層で最頻出の感染症。ハンセン病、デング熱などに罹患すると貧困からの脱出が困難である(17頁)。失明につながるNTDs:失明者の9割は途上国の人々(107頁)。国連人口基金によると、2030年には50億人が都市に住むと推計されている(190頁)。エリ・ビーゼル曰く、「人間の弱さは勝利を収められない点にあるのではなく、勝利を有効活用できない点にある」(286頁)。名言だ。勝利とは何か。2015/11/17

K

2
私には専門的すぎる記述(発病のメカニズムや薬の名称)もありましたが、世界ではあまりにも多くの人が防げるはずの病気で命を落とし、生活の質を著しく低下させられ、精神的にも傷つけられていることは理解できた。支払能力に乏しい感染症患者のために莫大な投資をするより、自助努力である程度予防できるはずの生活習慣病の患者だけど支払能力はある人のために儲かる薬を創るのは営利企業として仕方ないことなのか…社員の社会貢献意欲のために(儲からない)感染症分野にもコミットするという製薬トップの言い分に期待をかけるしかないのかな…2015/08/25

zoe

1
いつか、なにか、どこかで、こんなことにも貢献できれば。

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