出版社内容情報
「生きる場」としての畑、精霊、集団魚毒漁――パプアニューギニアの山村テワーダの日常生活から人間関係の秩序を問う。
理念が実践されない「村の中」,「生きる場」としての畑,「現実」として存在する精霊などの超自然的存在,多くの村の男たちで行われる集団魚毒漁――パプアニューギニアの山村テワーダに生きる人びとの日常生活から人間関係の秩序を問う,メラネシア社会の民族誌.
はじめに
序 章 秩序をめぐる規範と実践の乖離
第1章 テワーダの生活環境
第2章 「村の中」と「村の外」の対立は深いか
第3章 村の中――規範が実践されない場
第4章 村の外――規範と実践が一致する場
第5章 集団魚毒漁――規範が集団で実践される場
第6章 「村の中」と「村の外」における規範・実践・秩序
終 章 人間関係の秩序とメラネシアの村落空間
おわりに
【著者紹介】
田所 聖志
田所聖志:秋田大学国際資源学部准教授
内容説明
パプアニューギニア中央南部の山間部で生きるテワーダの人びとの日常生活における人間関係の秩序について描いたものである。
目次
序章 秩序をめぐる規範と実践の乖離
第1章 テワーダの生活環境
第2章 「村の中」と「村の外」の対立は深いか
第3章 村の中―規範が実践されない場
第4章 村の外―規範と実践が一致する場
第5章 集団魚毒漁―規範が集団で実践される場
第6章 「村の中」と「村の外」における規範・実践・秩序
終章 人間関係の秩序とメラネシアの村落空間
著者等紹介
田所聖志[タドコロキヨシ]
1972年生まれる。2006年東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位取得満期退学。東京大学大学院医学系研究科特任助教などを経て、秋田大学国際資源学部准教授。博士(社会人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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