デジタル教材の教育学

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130520799
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

内容説明

学校教育、企業内人材育成、外国語習得、生涯教育…などオンライン上の学習が広まるなか、デジタル教材に何が求められているのか。その歴史と思想から設計・評価の実際まで、教育学の観点をとおして解説する。デジタル教材に関する基礎知識を網羅した一冊。

目次

デジタル教材と教育学
第1部 デジタル教材の歴史と思想(個人差に対応する;学びの文脈を作る―マルチメディア教材;議論の中で学ぶ)
第2部 デジタル教材の活用と展開(第2言語習得での活用;企業内教育での活用―eラーニング;学びと遊びの融合―シリアスゲーム)
第3部 デジタル教材のデザイン論(デジタル教材を設計する;デジタル教材を評価する;デジタル教材の開発1―「親子deサイエンス」;デジタル教材2―「なりきりEnglish」)
デジタル教材と学びの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

n-shun1

1
2010年刊行。今ではそれぞれが所属する学会の中心メンバーが執筆。10年の技術進展の大きさ早さに驚く。第1部のデジタル教材の歴史と思想,第3部の教材設計や評価については原理的なところ。第2部や第3部の実際の活用方法事例については,技術的な進展に伴って事例としては古くなっているが,その本質を吟味するといい。2021/02/09

宮野準也

0
デジタル教材を開発するには、 1、学習者の現状  2、学習目標 を決める必要がる。 学習目標については、行動レベルで記述するとよい。 1、認知領域(知的技能:覚える) 2、運動領域(実技:手順分析) 3、情意領域(態度:ある態度を学習者がとるとき、学習者はどんな行動をしているか)ではかる。 ・どんな教材をどんな順序で組み込むか (導入) 3つ (展開) 4つ (まとめ) 2つ2015/09/26

chezou

0
デジタル教材を作る人は多いとは思うが、従来の教育工学でのとりくみや教育学の研究に対する位置づけの確認や思想のとりこみを行いながら教材開発を行った方は少ないでしょう。本書ではそうした開発者よりの人でもわかりやすく、しかもかなり昔に設計思想的には今も通じることが取り組まれていたんだ!という感動を覚えるはずです。良書です。2010/07/29

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