世界で働くプロフェッショナルが語る - 東大のグローバル人材講義

江川雅子/東京大学教養学部附属教養教育高度化機構

東京大学出版会（2014/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 229p／高さ 21cm
• 商品コード 9784130430562
• NDC分類 366.29
• Cコード C1034

出版社内容情報

日本の枠を飛び越え、世界で活躍するさまざまな分野のリーダーたちが若者へ向けたメッセージ。

国連機関や，世界的企／起業，大学・学校や，NPO／NGOなど，国際的なキャリアを歩んでいるプロフェッショナルたちが，東大生に語ったメッセージの書籍化．彼らの大学生時代などライフコース，求められる資質，ミッションの「熱さ」…．もうすでにグローバル社会に生きている若い世代必読の一書．

はじめに（江川雅子）
パート1：世界のために／国際機関で働く
・田瀬和夫（元国連人道問題調整事務所）
・根本かおる（国連広報センター）
・上田隆文（国際協力機構（JICA））
パート2：社会を変革する／NPO・NGOで活動する人々
・小暮真久（TABLE FOR TWO International）
・小林りん（インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢）
・木山啓子（JEN（ジェン)）
パート3：新しい道を切り開く／起業する
・岩瀬大輔（ライフネット生命保険）
・繁田奈歩（インフォブリッジホールディングス）
パート4：日本人の枠を超える／グローバル企業で働く
・樋口泰行（日本マイクロソフト／マイクロソフトコーポレート）
・イアン・ショー（マッキンゼー）
パート5：世界水準の知を極める／研究・教育に携わる
・郡山幸雄（仏・エコール・ポリテクニーク）
・白石　隆（政策研究大学院大学）
・渋谷健司（東京大学大学院医学系研究科）
教養学部でグローバル時代を語る（岡田晃枝：東京大学教養学部）
おわりに（真船文隆：東京大学大学院総合文化研究科）

【著者紹介】
江川 雅子
江川雅子：東京大学理事

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuichi Tomita]

再読。講義をされた講師の方は、みなさんどこかのタイミングでリスクを取って外に飛び出している。後悔しない選択をする。日々の行動から意識していきたい。

2020/01/31

[Yuichi Tomita]

再読。自分がどのように社会の役に立つのかを考えるのがエリート。 自分は全くエリートでもなく、東大出身でもないが、自分に出来ることは何だろうとまた考えさせられた。

2020/05/10

[Yuichi Tomita]

東京大学の1.2年生向けの講義を収録したもの。「グローバル時代をどう生きるか」ということをテーマに、まさにグローバルに活躍しているスピーカー13名の講義が収められている。 さすがは東大というべき意識の高い内容で、ゴミ以下だった自分自身の大学生活を思うと、レベルの違いにあ然とする。今読んでようやく理解できるところがあるくらいで、完全なる手遅れだが、非エリートとして社会に何ができるかを考えたいと思う。

2019/12/16

[numainu]

評価C

2019/10/13

[ミッキー]

こんなにノブレスオブリージュに溢れた人がいる学校というのもあるんだなぁ、と参考になりました。そして、そういった人が再生産される訳だ。人作りというのは、本当に大切だと思いました。

2017/03/26