デザインする思考力―東大エグゼクティブ・マネジメント

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デザインする思考力―東大エグゼクティブ・マネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130430524
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1034

出版社内容情報

東大のリーダー育成プログラム発の新感覚キャリア論、第2弾! 知の最先端で活躍する人たちの思考や方法のデザイン力に迫る。

知の最先端で活躍する人たちは,どのような思考と方法を形成してきたのか.素粒子物理学,イスラム政治思想,情報通信工学…などの分野の6人が,「デザインする」「組み立てる」という思考のダイナミックな過程を語る.東大のリーダー育成プログラムから発信される知的キャリア論,第2弾!

はじめに――「分析する思考」から「組み立てる思考」へ(横山禎徳)
パラダイムシフトに対応する姿勢(村山 斉/素粒子物理学) 
 知とデザイン1――知的世界のアントレプレナー
多様な現場から普遍性を探る思考(難波成任/植物病理学)
 知とデザイン2――現代社会と科学技術
現象全体の仕組みを捉える分析力(池内 恵/イスラム政治思想)
 知とデザイン3――イスラムと出会う時代
矛盾した構造を変えるオープン化(江崎 浩/情報通信工学)
 知とデザイン4――インターネットというイノベーション
「失敗の合理的背景」という観点(小野塚知二/近代イギリス経済史)
 知とデザイン5――「新しい無知」という状況
失敗をオリジナリティにつなげる戦略(井上将行/有機合成化学)
 知とデザイン6――創薬と社会システム

【著者紹介】
東大EMP
東大EMP:東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム

内容説明

最先端の知はいかに課題を解決するのか。知のトップランナーが語る“組み立てる”という思考と方法!

目次

パラダイムシフトに対応する姿勢
多様な現場から普遍性を探る思考
現象全体の仕組みを捉える分析力
矛盾した構造を変えるオープン化
「失敗の合理的背景」という観点
失敗をオリジナリティにつなげる戦略

著者等紹介

横山禎徳[ヨコヤマヨシノリ]
東大EMP(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)特任教授、イグレックSSDI代表取締役、オリックス生命、および三井住友銀行、三井住友FG社外取締役、健康医療開発機構理事、二次電池社会システム研究会理事、低炭素社会戦略センター上席研究員、東京大学プレジデンツ・カウンシル・メンバー。/1966年に東京大学工学部建築学科卒、ハーバード大学デザイン大学院都市デザイン修士、MITスローン経営大学院経営学修士。前川國男建築設計事務所(東京)、およびデイビス・ブロディ・アソシエーツ(ニューヨーク)において建築デザインに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アルカリオン

12
小野塚知二氏による第1次世界大戦の解説が圧巻▼19世紀末には各国に議会制民主主義が台頭し、国民世論が出てきた。そこで、それ以前の絶対王政の統治下では必要のなかった民意の統合が政権維持にとって重要課題となった▼政治家は、国外に敵を捏造してナショナリズムをあおることが効果的な手段だと考え、実行した。しかし、想定を遥かに超える戦禍に直面した国民のナショナリズムは暴走する。「和平のために妥協する」などと言うと政治生命が終わるかもしれないという状況になり、政治家とナショナリズムの主従が逆転してしまった。2021/07/07

coldsurgeon

6
Designというのは、分析に対して、integration(統合)の作業である。分析するという思考から、組み立てるという思考へ変えることから、多様な事象から普遍性を探ることができる。わかっていないことは何であり、それにどうアプローチしようとしているのかが重要だ。異なった分野でのトップの研究者へのインタビューという形をとったものだが、とても刺激的だった。2014/05/25

yyhhyy

4
様々な研究者へのインタビュー集。テーマはデザインする思考力ということだが、それに対する明確な回答があるというよりも、色々な人の試行錯誤の中にヒントを探る、という形式。個人的には電子顕微鏡の部屋という「場」の話が響いた。2018/07/15

aoura

2
マネジメントの要となるのはデザインする思考力と捉え、素粒子物理学、植物病理学、イスラム政治学、情報通信工学、経済史学、有機合成化学を代表する教授陣との対談形式で綴られる。政治から離れて研究できる利点、大学が率先して付加価値を提示すべきという論、アラブの春を経たイスラム学と政治学の淀み、大学は動物園たるべきという論、合理的なナショナリズムに基づく失敗、まず合目的性に依拠する分子設計指針など、参考になる。経験則よりも理論が先行する科学(原子力光学と遺伝子工学)と対峙する姿勢が今後強く求められるだろう。2017/09/07

Moloko

2
建築系および某外資コンサルの経歴を持つ筆者が、学問の最前線に立っている教授・研究者達にインタビューをして、彼らの研究内容や研究戦略・方法などを探る本。ほぼ全部が対談形式であり、文理様々な教授が出てくるが、どの教授の話も面白かったと思う。2016/08/30

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