出版社内容情報
企業の現場でおこる課題を解決する実務的マネジメント方法を、5つの視点から提案。
イノベーションの実現を確かなものとするための方法とは? 企業の現場でおこる課題を解決する,5つの実務的マネジメント方法を提案.大学での研究と企業での実践とを有機的に結びつけ,相乗的な発展を促進させる企てについて解説する画期的書.
はじめに(丹羽 清)
序章 イノベーションを先導する技術経営の確立――実践的研究の役割と実施(丹羽 清)
第1章 研究マネジメント――発見プロセスの支援(板谷和彦)
第2章 設計と生産の連携――製品開発活動の強化(清野武寿)
第3章 技術人材のマネジメント――人材の活性化法(白肌邦生)
第4章 研究開発型ベンチャー――企業間の知識連携(手塚貞治)
第5章 長期研究システム――NPO型分散研究システム(石黒 周)
終章 技術経営の展開――研究と実践の共同によるイノベーションの実現(丹羽 清)
【著者紹介】
丹羽 清:東京大学名誉教授
目次
序章 イノベーションを先導する技術経営の確立―実践的研究の役割と実施
第1章 研究マネジメント―発見プロセスの支援
第2章 設計と生産の連携―製品開発活動の強化
第3章 技術人材のマネジメント―人材の活性化法
第4章 研究開発型ベンチャー―企業間の知識連携
第5章 長期研究システム―NPO型分散研究システム
終章 技術経営の展開―研究と実践の共同によるイノベーションの実現
著者等紹介
丹羽清[ニワキヨシ]
1946年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。日立製作所、ポートランド州立大学技術経営学科客員教授、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授を経て、東京大学名誉教授。工学博士。テキサス大学IC2研究所主任研究フェロー、PICMET(技術経営国際会議)インターナショナル・チェアー、IJITM(イノベーション国際論文誌)編集顧問、イノベーションや技術経営に関するコンサルティングも行う
石黒周[イシグロシュウ]
1957年生まれ。東京大学理学部化学科卒業。コニカ(株)を経て、(株)MOTソリューション代表取締役。国際レスキューシステム研究機構理事、研究開発型NPO振興機構専務理事などを兼務。2006年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程を修了、博士(学術)
板谷和彦[イタヤカズヒコ]
1959年生まれ。東京大学理学系大学院相関理化学修士課程修了。(株)東芝入社、同研究開発センターを経て、東芝ビジネス&ライフサービス(株)テクニカルサービス部部長。材料・デバイスの研究開発とマネジメント研究に従事。2002年に博士(工学)、2010年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程を修了、博士(学術)
白肌邦生[シラハダクニオ]
1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、2009年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。現在、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)知識科学研究科准教授。技術開発組織論、サービス・マーケティングの研究・教育に従事
清野武寿[セイノタケヒサ]
1962年生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。(株)東芝入社、東芝生産技術研究所(現生産技術センター)、同イノベーション推進本部を経て、同生産技術センター生産技術企画部部長。2005年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程を修了、博士(学術)。製造業における生産技術開発現場で活用できる実践的な技術マネジメントを研究
手塚貞治[テズカサダハル]
1968年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。NTT勤務を経て、現在、日本総合研究所経営コンサルティング部部長/主任研究員。2001年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。