RIETI経済政策分析シリーズ
日本のイノベーション・システム―日本経済復活の基盤構築にむけて

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  • サイズ A5判/ページ数 327p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130402248
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

技術者,研究者,企業,大学がそれぞれ有する高度な科学的・技術的知識を産業において実用化するインターアクティブなプロセスを考察することで,日本経済の中長期的な発展の基盤となるイノベーション・システムを構築するための手がかりを提示する.

目次

日本のイノベーション・システム―強みと弱み
第1部 サイエンスリンケージと産学連携(日本特許におけるサイエンスリンケージの計測;産学連携の分析枠組み―現実を直視した技術移転モデルの開発;理工系人材形成における産学官協力―イギリスのケース)
第2部 中小企業とネットワーク形成(産業クラスター形成における製品開発型中小企業の役割―TAMA(技術先進首都圏地域)に関する実証分析に基づいて
中小企業の産学連携と研究開発ネットワーク―変革期にある日本のイノベーション・システムにおける位置づけ)
第3部 企業の戦略とコーディネーション(マルチサイド・ソフトウェア・プラットフォーム―ビジネスモデル、産業政策とイノベーション;アーキテクチャの比較優位に関する一考察;サイエンス型産業が直面する複雑性と組織限界―半導体露光装置産業の事例から;イノベーションと組織・経営改革―電機産業のケース)

著者等紹介

後藤晃[ゴトウアキラ]
RIETIファカルティーフェロー/東京大学先端科学技術研究センター教授

児玉俊洋[コダマトシヒロ]
RIETIファカルティーフェロー(執筆時はRIETI上席研究員)/京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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