経済制度の生成と設計

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  • サイズ A5判/ページ数 467p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130402231
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

グローバル化する世界の中で,戦後日本経済システムの制度疲労の克服が叫ばれる今こそ,国民福祉の一層の改善に寄与する新しい経済政策・制度設計が求められている.特に環境や企業の研究開発などの分野で今後どのような改革の方向性を目指すべきか,分析・提言する.

内容説明

グローバリゼーションが進行し、環境問題への対応や企業の戦略などが変化を迫られるなか、国民福祉に寄与する新時代の経済社会のあり方を追究する。

目次

第1部 制度設計の経済学(制度の理性的設計と社会的選択;自然なメカニズム・デザインをめざして)
第2部 国際通商政策の制度設計(WTO政策規律の経済学的含意;WTOのモラルサポート的役割 ほか)
第3部 環境政策の制度設計(地球環境問題と国際的政策協調;温室効果ガス排出権取引の国内制度設計:実験経済学分析 ほか)
第4部 企業と研究開発の制度設計(職務発明制度の経済分析;産学官連携と政府の役割―ナショナル・イノベーション・システムの視点から ほか)

著者等紹介

鈴村興太郎[スズムラコウタロウ]
一橋大学経済研究所教授。1944年生まれ。66年一橋大学経済学部卒業。一橋大学大学院博士課程修了(経済学博士)。京都大学経済研究所助教授、一橋大学経済研究所助教授をへて84年から現職。現在、公正取引委員会競争政策研究センター所長を兼務

長岡貞男[ナガオカサダオ]
一橋大学イノベーション研究センター教授。1952年生まれ。75年東京大学工学部卒業。90年マサチューセッツ工科大学Ph.D.(経済学)。75年通商産業省入省(‐92年)。86‐90年世界銀行エコノミスト。成蹊大学経済学部教授、一橋大学商学部産業経営研究所教授をへて97年から現職

花崎正晴[ハナザキマサハル]
日本政策投資銀行設備投資研究所副所長。1957年生まれ。79年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。同年日本開発銀行入行。OECD経済統計局、ブルッキングス研究所などをへて、2000年10月から03年9月まで一橋大学経済研究所助教授。03年10月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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