朝鮮儒学史の再定位―十七世紀東アジアから考える

個数:

朝鮮儒学史の再定位―十七世紀東アジアから考える

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130362627
  • NDC分類 129.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「朝鮮儒学史」とは何だったのか.その答えは長い間歪められたままである.本書は,17世紀以降の朝鮮儒学の歴史を,その時代を生きた儒者の経書解釈や思考の枠組,そして彼らの信念に肉薄することを通して捉え直す.「東アジア」の視野のもと,朝鮮儒学史を通説から解き放つ労作.

目次

第1章 二十世紀初頭、「東アジア」の誕生(儒学史への関心;十七世紀への注目)
第2章 十七世紀儒者世界の様相(朝鮮の士大夫社会;共鳴できない日韓の儒者)
第3章 儒者たちの信念(朝鮮儒者社会の思想的基礎;新たな経書注釈の登場に際して)
第4章 朝鮮儒学史展開のかなめ(朱子学研鑽;朝鮮儒学の創見提出パターン;新たな解釈―その意義付け)
第5章 東アジアの中の朝鮮儒学史(観点の転換;東アジアから見つめる)

著者等紹介

姜智恩[カンジウン]
1970年韓国生まれ。1993年高麗大学校文科大学漢文学科卒業。2003年同大学大学院国語国文学科修士課程修了。2013年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(文学博士)。現在、台湾大学国家発展研究所助理教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

8
「朱子学にどれだけ敢然と異を唱えたかを学者の評価の基準にするのはそろそろやめませんか。朱子学に異を唱えたから<進歩的・開明的>だと評価されていた学者のほとんどは忠実な朱子学者で、朱子の真意を彼らなりに読み解こうとしているだけですよ」著者が懇々と語る内容は恐らくこれに尽きる、とまとめると言い過ぎ。この本だけを読むと正直「で?」という感情だけが残るのかもしれない。ただ朝鮮儒学史を少しだけ勉強してから本書を読んだ印象は、本当に朝鮮という国はしんどい、という思いだ。『朝鮮儒教の二千年』辺りと併読を勧めたい。2019/07/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11756853
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。