希望学あしたの向こうに―希望の福井、福井の希望

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希望学あしたの向こうに―希望の福井、福井の希望

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  • サイズ B6判/ページ数 429,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130330701
  • NDC分類 302.144
  • Cコード C1030

出版社内容情報

4年間にわたる福井県の調査をもとに、地域の原点を見つめなおし、地域の希望を見出す東大社研の希望学プロジェクト第2弾。

地域の衰退が叫ばれる現在,どのような社会に「希望」が生まれるのか.幸福度で注目されることの多い福井県を,4年間にわたり行政,生活,文化,原発など多方面に調査し,地域の原点を見つめなおすことで地域の希望を見出すことをメッセージとして訴える.山崎亮×玄田有史,藻谷浩介×中村尚史の対談収録.

<strong>山崎亮氏・推薦</strong>
「動き出そう! 行動が希望とつながりをつくりだす」

はしがき 希望学・福井調査とは
福井県の地図

「希望学」対談1 まちづくりと希望(山崎亮×玄田有史)
「希望学」対談2 地域は変われるか?――伝統と変革のあいだ(藻谷浩介×中村尚史)

序 福井の希望を考える(玄田有史)

<strong>I 政治と経済</strong>
1 眼鏡と希望――鯖江の挑戦(中村圭介)
2 独自戦略の開拓者たち(建井順子)
3 「越前がに」は、どこにいく(加瀬和俊)
4 家族で支え合う漁家民宿経営――高浜町日引集落の場合(長谷川健二)
5 「営業」する自治体(稲継裕昭)
6 希望の共有と企業再生――セーレン株式会社における企業文化の再構築(中村尚史)
7 羽二重生産がもたらした希望――繊維王国福井の形成と発展(橋野知子)
8 変わりゆく福井は政治を使いこなせるか(宇野重規)
9 「長期計画」は希望となるか――自治体の行政計画(松井望)
10 健康長寿県のつくり方――介護行政に携わる人々の希望(荒見玲子)
11 原発に依存しない嶺南の未来図(橘川武郎)

<strong>II 生活と家族</strong>
12 地域社会で進む孤立化と貧困(阿部彩)
13 地域にみる、これからの男女の関係(金井郁)
14 若者が変える! 地域の未来(羽田野慶子)
15 「Uターン」とは何だろう(1)――人生設計と居住地選び(石倉義博)
16 「Uターン」とは何だろう(2)――18歳と22歳の選択(西野淑美)
17 「Uターン」とは何だろう(3)――親の意向と本人の選択(元森絵里子)
18 「Uターン」とは何だろう(4)――仕事について(西村幸満)
19 「Uターン」とは何だろう(5)――何のための希望(平井太郎)
20 地域の「住まい」について考える(佐藤慶一)

<strong>III 文化と歴史</strong>
21 希望の土を尋ねて――二つの文化、二つの文学(五百旗頭薫)
22 ふるさと福井――小さな県の多様性と可能性(谷聖美)
23 アジアに向かう「福井の恐竜」(末廣昭)
24 伝統とは信頼を賭けること――水海の田楽能舞(佐藤由紀)
25 小さな池田町の大きな希望(大堀研)
26 港の記憶と嶺南の未来(五百旗頭薫)
27 港町がはなつ輝きと希望――福井三港物語(稲吉晃)

結 希望学・福井調査をふりかえって(玄田有史)

「希望学」インタビュー  福井県庁担当課職員の皆さんの思い

「希望学 あしたの向こうに――希望の福井、福井の希望」の出版にあたって(福井県知事 西川一誠)

あとがき

【著者紹介】
東大社研
東大社研:東京大学社会科学研究所

目次

1 政治と経済(眼鏡と希望―鯖江の挑戦;独自戦略の開拓者たち;「越前がに」は、どこにいく ほか)
2 生活と家族(地域社会で進む孤立化と貧困;地域にみる、これからの男女の関係;若者が変える!地域の未来 ほか)
3 文化と歴史(希望の土を尋ねて―二つの文化、二つの文学;ふるさと福井―小さな県の多様性と可能性;アジアに向かう「福井の恐竜」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

15
光沢のある紙質。玄田教授によると、Hope is a wish for something to come true by action.(8頁)まちづくりは、出会いづくり(18頁)。山崎教授は、ラスキンを引用して、「生活自体をもう一度見直して、自分の生活が他者に対して最大限の有益な影響力を与えるようなことを、みんなと一緒に」(23頁)と語っている。同感。本書は地元学の視点からすると、福井学といってよい。日引集落は、海の幸も、棚田もあり、食の宝庫である(102頁写真)。羨ましい限り。漁家民宿の食材調達先。2013/12/09

たかまる

5
「社会学って何をしている学問なのだろう?」という疑問から手に取った本。3.11以降、原発とどう付き合うかを福井県をモデルに考えたり、地域性とは何か、希望とはどのように人々の中にあるのか、人と人のつながりとは何かというものを具体的に論じている。コミュニティデザインにも興味を持ちました。2014/02/08

林克也

3
読んでる最中も、読み終わったときも、結局希望って何???という感じです。この研究(希望学)においては、希望とは、金や物ではなくて、それによってなにか精神的な拠りどころとか、心の充足感、などを得るための概念という捉え方だと思うが、 今も昔も世界中の政治屋や実際に世界を動かしている得体の知れない者たちにとっての希望、幸福は「金」であろう。そして一般庶民(搾取される側)のささやかな幸福感、希望の達成も、程度の差こそあれ、やはり「金」が絡まざるを得ない仕組みになっている。さあどうする。2013/10/03

aof

2
地域の希望ってなんだろう、と思って読んだ。結局、山崎亮さんの言うように活動人口的なものなのかな。希望というつかみどころのないものを行政の指標にまで持っていった希望学はすごいと思う。どう機能していくかを知りたい。2014/05/20

cocolate

1
「希望学」ってなんだろうなあと思って読んでみた。福井県のことがよくわったけど、希望学のほうは、わかった気がしないけど。wish for something to come true by action によって希望をつくるってのが心に残った。2013/11/17

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