日本の都市法〈2〉諸相と動態

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 515p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130311700
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3032

出版社内容情報

都市という「場」でいま何が問題とされているのか.バブル経済が東京をはじめとした都市に遺したもの,阪神・淡路大震災からの復興計画の問題点などを多角的な視点で批判的に検討.国・自治体・コミュニティそれぞれの「場」で生起している法的問題点を考察する.

内容説明

本書は、固有の歴史的沿革をも含めた「日本の都市法」の全体像と基本的特質を総体的に分析・把握し、そこに内在する主要な問題点と課題ならびに望まれる改革の方向を幅広い領域にわたって提示しようとするものである。

目次

第1部 国と市場―成長型都市政策の終焉(地方分権・規制緩和下の都市法の課題―都市空間と行政法の視点から;「建築自由・不自由原則」と都市法制―わが国の都市計画法制の一特質;バブル経済の発生と崩壊、土地不動産市場の構造的転換 ほか)
第2部 自治体と都市形成―再編と新しい展開(東京の都市政策と都市計画;都市財政危機が意味すること;阪神・淡路大震災における震災復興都市計画の検証―20世紀成長型近代都市計画の歴史的終焉 ほか)
第3部 コミュニティとまちづくり―主体への視点と期待(コミュニティ・デザインとNPO―対話に基づく自律的な環境形成にむけて;場所と場の都市計画;都市計画と住民参加―住民参加の観点から見た改正都市計画法の評価と課題 ほか)

著者等紹介

原田純孝[ハラダスミタカ]
東京大学社会科学研究所教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。