出版社内容情報
明治建軍から終戦までの約八〇年にわたる日本陸海軍の全貌を示し、定評を得てきた総合事典の第二版。約百名の新規履歴の追加を中心とし、その他各部を増補改訂した。日本近代史・軍事史研究必携の事典。
目次
第1部 主要陸海軍人の履歴(昭和天皇;陸軍 ほか)
第2部 陸海軍主要職務の歴任者一覧(一般;太政官時代(陸海軍) ほか)
第3部 陸海軍主要学校卒業生一覧(陸軍;海軍)
第4部 諸名簿(建軍時の陸軍将校(明治4年)
アナポリス米海軍兵学校への日本人留学生 ほか)
第5部 陸海軍用語の解説(「帷幄上奏」から;「連隊区司令部」まで)
著者等紹介
秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932年山口県生れ。1956年東京大学法学部卒業、ハーバード、コロンビア大学留学、大蔵省、経済企画庁、防衛庁勤務を経て1981年退官、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学、日本大学教授を経て、日本大学法学部講師、法学博士
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感想・レビュー
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フルボッコス代官
1
記念すべき100冊目の紹介はコレ。小学校のときに図書館でかなりコピーした記憶があり、当時コピーしたものが今でも残っている。ここ最近、すごく高かったがついに新品で購入。ほとんどの軍職の履歴が書かれた最高の書。連隊とかが基本兵科のみで昭和からってのがちょっと気にかかったが、これ以上の本は出版費用コストとか「大学における」研究者の都合上、今後出てくることはないだろう。でも草莽民間の研究者ではやっている人はいると思うけれども。金銭的余裕で出版は無理だろうな。ワシもその草莽の一人やが(笑)2020/11/29