政治制度としての陪審制―近代日本の司法権と政治

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  • サイズ A5判/ページ数 308,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130301251
  • NDC分類 327.67
  • Cコード C3031

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出版社内容情報

近代の日本および欧米において,陪審制はいかに意味づけられてきたのか.明治憲法体制下の日本に陪審制が導入された政治的プロセスを克明に描いた旧著『近代日本の司法権と政党』に新稿を加え,「国民の司法参加」のあり方が模索される今,陪審制の意味を問う.

目次

序論 政治制度としての陪審制―日本および欧米(日本において成立した陪審制の政治制度としての意味;欧米における陪審制の政治制度としての意味;経済制度としての陪審制 ほか)
本論 日本における陪審制成立の政治史(陪審制の政治史的文脈;日本における陪審制の受容;陪審法案をめぐる政治的攻防―政友会対枢密院)
補論 大津事件における司法権と政治(大津事件の政治史的意味;尾佐竹猛著『大津事件―ロシア皇太子遭難』復刊によせて)
大津事件関係主要資料文献

著者等紹介

三谷太一郎[ミタニタイチロウ]
1936年岡山市に生れる。1960年東京大学法学部卒業。現在、成蹊大学法学部教授
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