海から見た歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 289,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130251419
  • NDC分類 220
  • Cコード C1321

出版社内容情報

「国」単位の歴史を超えて、交流の場としての「海域」から描きなおした“新しい世界史”の可能性を示すシリーズ、刊行開始!

これまで「国」単位の歴史をもとに理解されてきた東アジア史を,「海域」概念を用いて描きなおし,新たな歴史解釈の可能性を示す試み.「東アジア海域」という地理的には同じ位置に視点をおきつつ,時間軸のうえでは異なった3つの時期をとりあげる.描きだされるそれぞれ100年間の歴史像は,時系列史の相対化と歴史のモデル化という2つの点において,革新的である.

プロローグ 海から見た歴史へのいざない
第I部 ひらかれた海 一二五〇―一三五〇年
一 時代の構図
二 海域交流の舞台背景と担い手たち
三 海商がおしひろげる海域交流――開放性の拡大
四 モンゴルの衝撃がもたらしたもの――開放のなかの閉鎖性
五 モノと技術の往来――すそ野の拡大と双方向性
第II部 せめぎあう海 一五〇〇―一六〇〇年
一 時代の構図
二 大倭寇時代――東アジア貿易秩序の変動
三 海商たちの時代
四 多様で混沌とした文化の展開
第III部 すみわける海 一七〇〇―一八〇〇年
一 時代の構図
二 海商たちと「近世国家」の“すみわけ”
三 交流と居留の圧縮と集中
四 海をまたぐモノと情報

【著者紹介】
小島 毅:東京大学大学院人文社会系研究科教授

目次

第1部 ひらかれた海―一二五〇‐一三五〇年(時代の構図;海域交流の舞台背景と担い手たち;海商がおしひろげる海域交流―開放性の拡大 ほか)
第2部 せめぎあう海―一五〇〇‐一六〇〇年(時代の構図;大倭寇時代―東アジア貿易秩序の変動;海商たちの時代 ほか)
第3部 すみわける海―一七〇〇‐一八〇〇年(時代の構図;海商たちと「近世国家」の“すみわけ”;交流と居留の圧縮と集中 ほか)

著者等紹介

羽田正[ハネダマサシ]
東京大学東洋文化研究所教授。世界史

小島毅[コジマツヨシ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tnk

1
海域アジア史の数ある概説書の一だが、狭義の海域アジア地域や貿易というテーマに囚われない視野を備えていると思った。 前者に関しては新大陸における中国絹の席巻と経済問題、また中国北方と海域アジアの貿易体制を結びつけた視点、後者に関しては日本の南蛮漆器におけるインド美術の影響というトピックが興味深い。2018/09/10

ぼのまり

1
歴史というと、領土という境界から国家を投影したものが多い中、海からそれを眺めるという視点が面白い1冊。地面にしがみついていてはわからない近隣諸国とのつながりが立体的に理解できるように思う。2013/04/19

宣和堂

0
琉球(沖縄)関係だけは割と知らなかったコトが多かった。曰く、徳川幕府は島津氏による琉球実効支配を承知していた。曰く、徳川幕府と島津氏は結託してこのことを清にばれまいとした。曰く、清側はとっくにこの事実を承知していたが、外交問題に発展させる気は毛頭無く、建前守ってくれれば民間交流の交易を保護する考えだった模様。この辺は皇帝中心として旗人官僚たちが実利に沿った政策を採っていたらしい。あと、18~19世紀の琉球は海に囲まれていながら鎖国状態にあり、実は海洋国家ではなかったという指摘にはビックリした。2013/05/27

(ま)

0
ひらかれた海、せめぎあう海、すみわける海、そしてわかたれた海へ2019/03/07

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