出版社内容情報
斧,それは人類悠久の歴史にあって最も長い命を保ち続けた道具.本書は,石斧から鉄斧へ,そして今やチェーンソウにとって替わられてしまった斧を,世界各地の考古・民族資料を駆使して縦横に語りつつ,人間にとって「文明の進歩とは何か」を考える雄篇.
内容説明
人間と斧との深い結びつきの様を人類悠久の歴史の中に探る。「文明の進歩とは何か」を考える“佐原考古学”の成果。
目次
1 生きている石斧
2 鉄斧がやって来た
3 民族例と考古学
4 刃物の変形と使用痕
5 斧の起源、斧との訣別