歴史学のアクチュアリティ

個数:

歴史学のアクチュアリティ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 01時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 267,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130230650
  • NDC分類 204
  • Cコード C1020

出版社内容情報

現代社会が抱える諸問題に対して、歴史学はどのように対処することができるか。新たな将来像を模索する歴史学入門書。

現代社会に対して,歴史学研究が果たす役割は何か.歴史学を牽引する研究者が今,学問としての位置づけを捉えかえす.2012年末に開催のシンポジウムをもとにした論考に加え,3つのテーマで研究史を概観する座談会を収録.現実とどう向きあえばいいのか正面から問いなおし,新たな将来像を模索するための一冊.

まえがき(池 享・大門正克)
I 歴史学のアクチュアリティ――創立80年シンポジウムから
1 中国史研究におけるアクチュアリティとリアリティ(岸本美緒)
2 現代歴史学の挑戦:イギリスの経験(長谷川貴彦)
3 方法としての同時代史(安田常雄)
4 〈境界〉を考える(村井章介)
5 現代史とは何か(栗田禎子)
6 歴史学のアクチュアリティと向き合う(浅田進史)
7 歴史学をめぐる承認―隔離―忘却:ジェンダー史を事例として(藤野裕子)
8 歴史学のアクチュアリティに関する一つの暫定的立場(松沢裕作)
II 討議 歴史学のアクチュアリティ
1 社会史研究と現代歴史学
(保立道久・荒木敏夫・服藤早苗・深谷克己・山田 賢・北村暁夫)
2 社会主義圏の崩壊・ポスト冷戦と現代歴史学
(小沢弘明・伊藤定良・久保 亨・栗田禎子)
3 新自由主義時代と歴史学の将来
(源川真希・安村直己・中野 聡・加藤千香子・戸邉秀明)
あとがき(小野 将)

【著者紹介】
歴史学研究会
歴史学研究会

内容説明

歴史学に取り組むまなざしは学問の将来をどう見据えるのか。現代世界が抱える問題に向き合う歴史研究者の議論と応答。

目次

第1部 歴史学のアクチュアリティ―創立八〇年シンポジウムから(中国史研究におけるアクチュアリティとリアリティ;現代歴史学の挑戦―イギリスの経験;方法としての同時代史;“境界”を考える;現代史とは何か;歴史学のアクチュアリティと向き合う;歴史学をめぐる承認-隔離-忘却―ジェンダー史を事例として;歴史学のアクチュアリティに関するひとつの暫定的立場)
第2部 討議 歴史学のアクチュアリティ(社会史研究と現代歴史学;社会主義圏の崩壊・ポスト冷戦と現代歴史学;新自由主義時代と歴史学の将来)

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吃逆堂

1
「歴史学のアクチュアリティ」がなんなのかは、期待したほどわからなかったが、藤野・松沢両論文ははっとさせられるところが多かった。2019/08/29

しろのやま

0
アクチュアリティとタイトルにあるように歴史学の問題を現代に引き付けてよりアクチュアルなものとして認識するための方法論が議論されている。論の中心となるトピックは社会史と新自由主義ということになろう。ジェンダー史といった視角もまた歴史学と現代の問題を考える上で必要であると気付かされる。座談会?の栗田氏による社会主義に関する熱い意見は冷戦終結後にあってなお意味をもつものであると感じた。2014/10/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6658205
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。