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表象―構造と出来事

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130141116
  • NDC分類 701
  • Cコード C3310

出版社内容情報

「表象文化論」の基礎的な方法論をめぐる考察から出発して,一方で哲学や倫理を問い,他方で表象行為の歴史的な古層へと考古学的視線を遡行させてゆく.さらに,音楽,オペラ,絵画,映画など,表象芸術一般をめぐって間口の広い展望を提示.シリーズ全体への導入の巻.

内容説明

方法論の基礎づけから出発して、歴史との関係が考察され、多様体としての表象空間を横断する試みを展開する。

目次

1 表象の力学(フーコーのマネ論―無の眼差しと盲目の眼差し;エウリュディケーの声―『ショアー』と性的差異の痕跡;想像界と動物的通路―形式化のデリダ的諸問題 ほか)
2 表象と歴史(カテコーンについて―タウベス、シュミット的護教論を排す;デカルトからオカルトへ―シェイクスピアのヘルメス的表象;ギリシア幻想の身体―ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンと古代の模倣 ほか)
3 多様体としての表象空間(「音を楽しむ」ということ―オブジェからプロセスへ;四季絵の身体―日本的絵画の思想‐序説;表象の舞台・舞台の表象)