出版社内容情報
心と社会の問題を扱う社会心理学の研究はどうしたらもっとおもしろくなる? 科学哲学とのコラボレーションよる挑戦の記録。
ニューロンから社会までを扱う心理学って,いったいどんなもの? 集団には心がある? 「科学」であるがゆえに成功をおさめてきた一方,さまざまな方法論的制約に苦しんでもいる?社会心理学"は,いかに冒険的に「科学」できるのか? 哲学と心理学による挑戦.
はじめに――出会いと発端
1 社会心理学と科学哲学者のコラボレーション(唐沢かおり・戸田山和久)
2 「成功」した学問としての社会心理学(唐沢かおり)
3 個人の心を扱う方法論の限界と「集団心」の可能性(唐沢かおり)
4 「集団錯誤」の呪縛からの解放への道標(山口裕幸)
5 社会心理学によそから期待したいのだが……(戸田山和久)
6 集団心に形而上学的問題はない、あるのは方法論的問題だけだ(戸田山和久)
7 科学哲学者が社会心理学に方法論を提案したら:予告編(出口康夫)
8 測定ネットワーキングとしての社会心理学:本編(出口康夫)
終 コラボレーションのゆくえ(座談会)
【著者紹介】
唐沢かおり:東京大学大学院人文社会系研究科教授
内容説明
社会心理学は、いかに冒険的に「科学」できるのか?科学哲学とのコラボレーションによる挑戦。
目次
第1章 社会心理学と科学哲学のコラボレーション
第2章 「成功」した学問としての社会心理学
第3章 個人の心を扱う方法論の限界と「集団心」の可能性
第4章 「集団錯誤」の呪縛からの解放への道標
第5章 社会心理学によそから期待したいのだが
第6章 集団心に形而上学的問題はない、あるのは方法論的問題だけだ
第7章 科学哲学者が社会心理学に方法論を提案したら―予告編
第8章 測定ネットワーキングとしての社会心理学―本編
終章 コラボレーションのゆくえ
著者等紹介
唐沢かおり[カラサワカオリ]
東京大学人文社会系研究科教授
戸田山和久[トダヤマカズヒサ]
名古屋大学情報科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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