生態学的知覚システム―感性をとらえなおす

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生態学的知覚システム―感性をとらえなおす

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  • サイズ A5判/ページ数 391p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130111300
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C3011

内容説明

知覚とは、環境と身体がダイナミックに遭遇し、世界を直接的に把握する能動的で探索的なプロセスである。従来の古典的知覚図式を刷新するギブソン知覚心理学の転換点。

目次

刺激作用の源としての環境
刺激作用の獲得
知覚システム
基礎定位システム
聴覚システム
触覚システムとその構成要素
触覚‐身体覚システムの能力
知覚システムとしての味わうことと嗅ぐこと
視覚システムの進化
視覚システム―環境の情報
技術による光の構造化
包囲情報のピックアップ―走査
情報ピックアップ理論
不完全な知覚の諸原因

著者等紹介

ギブソン,ジェームズ・J.[ギブソン,ジェームズJ.][Gibson,James Jerome]
アメリカの知覚心理学者。1904年にオハイオ州に生まれる。プリンストン大学では当初哲学を専攻し、その後実験心理学を学ぶ。同大学にて博士号(Ph.D.)を取得。その後、スミス・カレッジで教鞭をとり、第二次世界大戦中の空軍飛行訓練司令心理部の勤務を経て、コーネル大学に1979年に逝去するまで在籍。コーネル時代に生態学的アプローチを提唱するなど、革新的な論文や著書を発表する

佐々木正人[ササキマサト]
1952年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授

古山宣洋[フルヤマノブヒロ]
1967年生まれ。情報・システム研究機構国立情報学研究所情報社会相関研究系・准教授、総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻・准教授(併任)、東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻・准教授(併任)

三嶋博之[ミシマヒロユキ]
1968年生まれ。早稲田大学人間科学学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

4
点や線や奥行きから世界を見るのではなく、見えることと見えないことから世界を見るという著者の知覚理論は、1980年代にAIの数学的シミュレーションとは異なる生物の知覚として注目を浴びる。見えることと見えないことの区別は、その中で移動可能な媒体(medium)と硬くて体がぶつかり移動が難しい物質(substance)の境い目(surface)として現れる。これらは包囲光からの情報配列から成る。本書では、これらから成る行為と環境の関係から成る生態において、不変項(invariant)を検索することを知覚と呼ぶ。2017/09/20

アルパカさん

2
ギブソン二冊目。著書としては初めてアフォーダンスの概念が出てくる。いわゆる五感について別個に論じられてゆくんだけれども、要点は知覚とは五感やそれ以上の断片的な感覚の綜合ではなく、むしろ環境から構造化された形で一挙に有機体へと与えられる情報を切り分けて拾い上げる作業だということ。『生態学的視覚論』がどのような思考を経て書かれたかを押さえる上でも重要な一冊です。2017/10/08

_

0
「感覚作用は知覚システムに関連しない」という指摘は、知覚を補綴したり拡張したりする工学的なシステムが感覚を変えるとは限らない、といったことを考える上で重要だと思った。文章は読みやすいが、アフォーダンスなどの用語は説明なしに出てくる。2015/02/23

えび☆

0
★★★☆☆2013/08/25

酔花

0
良かった2011/12/13

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