民俗宗教と日本社会

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  • サイズ A5判/ページ数 268,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130104050
  • NDC分類 387
  • Cコード C3014

出版社内容情報

日本人特有の自然観・死生観を示し,人々の生活慣習として生業,衣食住,地域社会に深く根ざした民俗宗教.――その変容を,古来からの民間信仰の伝承,古代・中世以降の創唱宗教との習合,さらには現代の祭,行政・企業・マスコミによる宗教の利用など,社会形態の変遷と関連づけたダイアクロニックな視点から描く.

内容説明

民俗宗教や宗教社会学の研究史や研究動向を民俗社会の変化に位置づける形で紹介する一冊。

目次

1 民俗宗教とは何か(今なぜ民俗宗教か―民俗宗教の概念の再検討;民俗宗教の自然観;祭りの要素と構造;民俗宗教と生活)
2 民俗宗教の社会学(民俗宗教の組織;日本宗教の社会史;宗教社会学の歴史)
3 民俗宗教の変化(民俗宗教とその変容―沖縄県宮古島保良;祭りの持続と変容―東京都府中大国魂神社の暗闇祭;伝統的宗教の再生―解脱会の思想と行動)

著者等紹介

宮家準[ミヤケヒトシ]
1933年東京に生れる。1962年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、国学院大学神道文化学部教授、文学博士。慶応義塾大学名誉教授
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