出版社内容情報
大きく激変しつつある現代世界を捉えるべく,社会科学の脱領域的な総合がめざされている.本書は,諸科学の方法を吟味しつつ,自然・文化・歴史をつらぬく社会思想の復権をめざす.ルーマン VS ハーバーマスなど,現代思想の論争を方法論的に総括する.
内容説明
激変する現代、社会科学はどう対応できるか?諸科学の方法を吟味しつつ、自然・文化・歴史をつらぬく社会思想の復権をめざす。
目次
序章 包括的社会哲学への誘ない
第1章 現代思潮の批判的考察―同時代的展望
第2章 二十世紀の社会科学争―方法論的総括
第3章 社会諸科学の哲学―基礎論的考察
第4章 主題としての自然・文化・歴史―社会思想的課題