越境する知 〈1〉 身体:よみがえる

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130034012
  • NDC分類 081
  • Cコード C1300

出版社内容情報

知の営為は,身体なき言葉と言葉なき身体との狭間をつなぐ無限の企てである.言葉を声へと体現し,身体の波動を語りへと結晶させる.その往還の中から知の身体が姿を現わす.身体なき言葉は語りの文体となり,言葉なき身体は私という主体を構成する.触れると世界は変容し,交われば社会が変容し,耳をすませば私の場所が変化していく.本巻は,徹頭徹尾,こうした身体の作法にこだわるところから,近代知の内破をめざす.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OKKO (o▽n)v  終活中

7
図書館 ◆pp.79-106 若桑みどり「聖母の身体――キリスト教における女性の身体観」 ◆〈若桑ジェンダー美術史〉の立場から、ミソジニー(女性嫌い)に立脚(いや前提?補強?結果?)した聖母の身体の特権性について記述。三つの血の汚れ(処女、受胎、出産)からフリーであることの理論化はすでに何重にも武装され達成されるも、キリストに並び立つ神格の確立は未達成。今後の宗教会議でどうにかなったりするんでしょか? 異教徒からみるとお伽噺だわ ◆《謙遜の聖母》って初めて知ったさ冷や汗さ。論文提出、一年延期大正解あぶねー2018/01/22

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