出版社内容情報
長らく画一的,統制的,管理的と評されてきた日本の教育が,1980年代後半から多様化や個性化の方向に大きくその針路を変え始めた.高校を中心として,生徒一人一人の個性にあわせるかのように進む改革の動きを見定め,新しい時代の教育像を模索する.
目次
1 教育の自由化へ―日本教育の変革
2 大きな子どもか―高校生たちの現在
3 進路をえらぶ―教育・職業・人生
4 個性化をめざして―高等学校の行方
5 高校と大学の間―新しい進学指導
6 顔の見える大学を―大学改革の方向
7 情報化のなかで―教育の新しい像