内容説明
貧困に喘ぎ圧政に苦しむ教会派と、支配者の傲慢と矜持に安住する聖典派。両者の心情を理解するが故に、民衆の指導者として武器を手に立ち上がったリィーン・ランカスター。彼が、その生涯の最後に選択するものとは何か?そしてダグラスとの友情の行方は―大地に根を埋める巨木のごとく力強き筆致で、人の彩なす歴史を紡ぎ出した花田一三六渾身の書き下ろし、最終巻。
著者等紹介
花田一三六[ハナダイサム]
1971年埼玉県生まれ。福岡県在住。調理師専門学校卒業後、ホテルに入社するもひと月でリタイア。小説家を目指しアルバイト生活をつづけ、94年に角川書店から短篇「八の弓、死鳥の矢」でデビュー
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感想・レビュー
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fap
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リィーンとダグラスが、半ば諦めた民衆をひっぱり、独立の気運を高める話。 次へつながる第一歩としての立場を、嫌になるほど自覚した二人の人生が描かれる。 でもなんだか薄い。 各章のエピソードに連続性が感じられず、ぶつ切りになっている。 終わり方も唐突で、彼らのとった行動が、次代に受け継がれるように見えない。 そうそう、あとがきが面白かったです。2014/10/22
月華
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図書館。2004年1月発行。最初に登場したコノリーは何気に最後まで暗躍していました。まさに歴史物語という感じでした。2013/01/08
k.k
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★★★★☆2009/05/14