内容説明
異世界から来たシェラにとって“この世界”は魔法に満ちていた。科学という“誰にも平等に使える魔法”が、人の代わりに何でもやってくれる。しかしシェラは知っていた。“限られた者たちにしか使えない魔法”の存在を。―魔法惑星ボンジュイの存在を。ついに黄金の太陽リィと銀の月シェラ、そして闇のルウの3人が集う。この世界―宇宙に何が起きるのか。
著者等紹介
茅田砂胡[カヤタスナコ]
5月3日生まれ。デルフィニアシリーズで小説デビューをはたす
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
81
今まで胸の中で渦巻いていた数々の???が明らかになって、ちょっとすっきり。少しだけど、ウォル様の事が出てきて、懐かしいやら、嬉しいやら。そしてラスト2行の衝撃とルゥの中にいる「なかなか目覚めない人」次巻からは怒涛の展開が待っているんでしょうなあ。なんたってあの3人がそれぞれの表紙を飾っておりますもの( 〃▽〃)2015/09/01
エンブレムT
58
「目標はずばり、『目指せ一般市民』だ」に、爆笑しました。正直、物語のノリにまだ付いていけてないんですが、お茶会という名の物騒で笑える四者面談のシーンのためだけでも、この巻を読んだ価値があるかもしれないです(笑)異世界から来たシェラへの説明という形で、この世界の設定も叩き込まれましたし・・・。これはアレだね?ゴジラ夫婦を受け入れるために必要な回りくどさってことなんですね?成程。ならば、テンション上げて読みますとも~!!・・・とりあえず、ヒドイ扱いをされてたアーサーに対してのフォローがあって良かったです♪2011/01/11
文庫フリーク@灯れ松明の火
55
再読。『デル戦』沖麻実也さんのイラストはもちろん好きだけど、私にはやはり鈴木理華さんのイメージが強い。カラー口絵・グライアの上は誰? 天然水さん☆マキ・ニウラは私もニキ・ラウダからだ!と思います(笑)この巻は『父さんって呼んでやれなくて、ごめんな』と、ダンを凍りつかせた『きみのお母さんが生きていることがわかった』ですかね。目標は『目指せ一般市民』、、、では無くて『目指せ、とりあえず5巻まで感想UP』2011/01/08
UK
27
デルフィニアのキャラクタがこんな形で再会するとはね。綺羅星のような絢爛豪華な登場人物たちに笑ってしまう。オールスターキャストって感じ。茅田さんの作品の痛快さって、この遠慮も斟酌もないパンチの連続技だからね。ご本人自ら「果たしてどこまで行くのでしょうか」だって。でも「娯楽のために書いている」と言い切る潔さがスキだわ。2017/11/06
昼夜
27
アーサーよかったね。私もじーんとした。悪役以外で唯一ダンが嫌いだな。最後の行で次刊、全員集合の期待大。 2011/08/20